最近の娯楽映画は、どういうわけだかどれもこれも面白いです。一時期の、スタイリッシュ(見辛いの同義語)な映像で見せるシリアスで暗い内容のアクション映画ばかりの時期を経て、今はかつての80年代を取り戻すような、能天気で陽気で豪快な作品が歓迎され
本編の前に短編「アナと雪の女王/家族の思い出」が上映されましたが、これからして素晴らしかった。本編は未見なのですが、特に問題なく笑えて泣けました。奇怪ですぐにバラバラになる雪だるまが主人公で、彼の純粋なサービス精神に基づく行動が悲惨な結果に
人が嫌な気持ちになるミステリー、通称「イヤミス」をイキイキと書き続ける女流作家、秋吉理香子さんの原作を、見事に映画化したのがこの作品です。もう随分前に読んだ原作でしたが、「そうそう、こんな嫌な話だった!」と、見事に再び嫌な気持ちにさせられて
前作「サニー/32」で、多くの観客を激怒させた白石和彌監督ですが、こちらは大丈夫でした。本当に真面目に仕事をし、立派な娯楽映画を完成させています。ヤグザの人がたくさん出てくる映画なので、そういうのが好きな人(もしくは本物の方々)を怒らせると、
なんとハネケの初監督作だそうです。完全にスタイルが確立されているのですが、DVDのインタビューによれば、そもそもこの映画のシナリオに難航した際に考え出された手法との事。この映画の元になったのは、本当にあった心中事件の新聞記事だそうです。そこ
この映画がどういう映画が、よく伝わっていない気がするので、このようなタイトルにしました。かつて話題になった、フィギュアスケート界のスキャンダルを描いた映画という事ですが、この事件について知ってる人ってどのくらいいるのでしょうか。なんとなくボ
ダーレン・アロノフスキー監督と言うと、「レスラー」とか「ブラックスワン」が有名ですが、僕にとってはやっぱりあの悪趣味ドラッグコースター映画「レクイエム・フォー・ドリーム」が一番好きです。奈落の底に更にまだ穴があった!というような、ひたすら墜
驚きました。ビックリするほど退屈な内容だったからです。ここまでの話題作で、一般的な評価も上々(のように見える)なのに、ここまでつまらなく感じるとは思いませんでした。はっきり言って、同じような設定(ゲーム内世界を舞台にした娯楽作)としては、少