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日記一覧

『ワンダー 君は太陽』
2018年06月25日01:29

『ワンダー 君は太陽』 R・J・パラシオの児童小説をスティーヴン・チョボスキー(『ウォールフラワー』)が映画化。言って見れば<難病物>なのだろうが、よくある出来にしていないのは好感が持てる。予告編で見たようにオギー君、一人の物語だったらさして

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『いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち』 イタリア映画祭2015で上映された『いつだってやめられる』シリーズの三部作中編。(本作は昨年、完結編は本年度の同映画祭で上映された。)続き物なので前作を見てないと入り込みにくいところはあるが、さして

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『友罪』
2018年06月20日02:24

『友罪』 『64 -ロクヨン-』の瀬々敬久監督が薬丸岳のミステリー小説を映画化。原作未読だが、『64』のタッチが好みだったので鑑賞。 昨今、加害者はとことん叩かれる風潮を感じる。もちろん罪を償うことは必要だが、それ以上を求める向きに疑問も感じる。

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『ビューティフル・デイ』 カンヌで脚本と男優賞を受賞したリン・ラムジー監督のスリラー。『少年は残酷な弓を射る』の監督作と聞けばなるほどと思う。一般受けは弱いかもしれないが、アート系が好きな人には訴えるものはあろう。 元軍人の主人公ジョーは行

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『30年後の同窓会』
2018年06月17日02:12

『30年後の同窓会』 『さらば冬のかもめ』などで知られるダリル・ポニックサンの小説を基にしたというリチャード・リンクレーターのロードムービー。30年という時を経て再会した男たちの友情物語でもあるが、根底に流れるのはアメリカという国と戦争の密着度

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『最初で最後のキス』
2018年06月16日01:52

『最初で最後のキス』 実際にアメリカで起きた事件を基にしているそうだ。ヤリマンとからかわれるブルー、ゲイをいじられる転校生ロレンツォ、兄が優秀だったために日陰者で知能に問題を抱えるアントニオのはみだし者3人。この3人のアンサンブルで学園生活の

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『ファントム・スレッド』 恐怖映画と言ってもいいのだろうが、変態映画。ダニエル・デイ=ルイスの引退作ともささやかれているが、一つに映画に込められる熱量は確かに感じる。衣装デザイナーという芸術家のめんどくさい性質がよく出ている。 しかし、そこ

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『ゲティ家の身代金』
2018年06月14日02:12

『ゲティ家の身代金』 1973年に起きた大富豪ジャン・ポール・ゲティの孫の誘拐事件を名匠リドリー・スコットが映画化。公開直前、ジャン・ポール・ゲティ役のケヴィン・スペイシーが降板させられて撮りなおしになったことも記憶に新しい。 頑固ジジィとこれ

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『ニンジャバットマン』
2018年06月13日01:44

『ニンジャバットマン』 現代のゴッサムシティからバットマンやジョーカーたちがごっそり戦国時代の日本にタイムスリップ。ジョーカーたち悪党の歴史改変を阻止するためにバットマンらが奮闘するアニメーション映画。21世紀のテクノロジーを失って、いかにし

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『レディ・バード』
2018年06月12日01:31

『レディ・バード』 母と娘がまるで双子の胎児のように向き合って眠る構図に込められた意図が作品を支配している。 田舎暮らしから都会に飛び出して独り立ちしたい、早く大人になりたいと焦る少女のチョッピリ痛い青春映画。思春期を思い起こせば親との距離

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『犬ヶ島』
2018年06月10日23:16

『犬ヶ島』 スタイリッシュな映像美で知られるウェス・アンダーソンのストップモーション・アニメ。唯一無二を望むならばこれ以上のものはないかもしれない。 今回の作品は日本が大きなウェイトを占めている。舞台が近未来の日本というだけではなく、作品へ

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『万引き家族』
2018年06月10日03:20

『万引き家族』 『誰も知らない』や『そして父になる』の是枝裕和監督のまさに集大成的な作品。常に子役を輝かせる腕の見事さを特筆されるが、そもそも未来を担う子供たちへのまなざしの確かさがあるからではなかろうか。 予定調和の娯楽映画を求めて足を運

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『デッドプール2』
2018年06月09日01:43

『デッドプール2』 マーベル・コミックのはみだし者『デッドプール』の続編。下世話なネタをマシンガンのように矢継ぎ早に繰り広げ、第四の壁も突破するというユニークさは健在。 ともかく次々飛び出す色んな有名映画の小ネタにくすぐられる。未来から過去

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『パティ・ケイク$』http://www.patticakes.jp/ 何はともあれ、ヒロインを演じるダニエル・マクドナルドありきの映画。ガンガン飛び出すラップも魅力の一つと思うが、ラップミュージックや言葉に疎い身としては隔靴掻痒の気分も…。(汗) 肥満体で周囲から

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 仕事待ちの隙間が出来たので滞っていた感想日記をまとめてUPたぶん第2弾もあるでしょう。あせあせ『あなたの旅立ち、綴ります』http://tsuzurimasu.jp/ 自由気ままに生きてきたハリエット(シャーリー・マクレーン)にも終活問題が頭をよぎり、人生を顧みる

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