mixiユーザー(id:11939455)

日記一覧

『ウインド・リバー』
2018年03月19日00:59

 公開はまだ先だけど、『ハッピーエンド』を見にいった時にポスターが貼ってあったので、「おっ、公開決まったんだ」と思い購入済みのBDで鑑賞。『ウインド・リバー』 『ボーダーライン』『最後の追跡』の脚本家テイラー・シェリダンの初監督作品。米国中西

続きを読む

『ジオストーム』
2018年03月16日00:08

『ジオストーム』 劇場では見逃したが、英国盤BDには日本語付きという話なので購入してみた。世界中で起きる異常気象に対応するために、科学者が協力し技術力で天候のコントロールを試みる世界的ビッグプロジェクト。実現されれば、人に優しく世界の結束も得

続きを読む

『しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス』 落ち込む系の映画が続いたけど、これはホッコリする映画。わーい(嬉しい顔) カナダで風景や身近な動物や草花を素朴なタッチで描いたモード・ルイスの伝記映画。若年性関節リウマチのせいで体の自由が制限されていた

続きを読む

『ハッピーエンド』
2018年03月12日00:28

『ハッピーエンド』 ミヒャエル・ハネケ先生の新作。そりゃもうカンヌで二度もパルムドールを取ってしまうほどのハネケ先生の作品に今作も間違いないという内容。いやぁ〜な人間模様を深い洞察力で描かせたら当代随一。 皮肉なタイトルであることはM・ハネ

続きを読む

『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』 シュールな作風で知られるギリシャのヨルゴス・ランティモス監督。個人的には『籠の中の乙女』が一番だと思うが、『ロブスター』よりはいくらか近寄れた印象。 相変わらず低体温でシュールな作

続きを読む

『The Beguiled ビガイルド 欲望のめざめ』 原作が何であっても素が出てしまうあたりはソフィア・コッポラの作家性と言えるだろう。‘71年ドン・シーゲル監督、クリント・イーストウッド主演で作られた『白い肌の異常な夜』の原作「ビガイルド 欲望のめざめ

続きを読む

『彼の見つめる先に』
2018年03月09日00:45

 劇場でチラシを見た時に「あれ?どこかで…」と思っていたら、数年前に海外盤を買っていたことに気が付いた。(笑)日本ではSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2014で上映されて脚本賞を受賞。2015年のアカデミー賞外国語映画賞ブラジル代表作品にも選出。『彼の

続きを読む

『ロープ / 戦場の生命線』 『ノー・マンズ・ランド』やタイプこそ違うが舞台がバルカン半島ということでクストリッツァ作品を思わせる。 1995年、停戦直後のバルカン半島のどこか。一本ロープを巡っての様々な人間模様と戦争の不条理さが寓話的に描かれる

続きを読む

『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』 当人による再現映画は一つの潮流なのだろうか。本作もパキスタン出身の米国人コメディアン、クメイル・ナンジアニの実体験を本人主演で映画化。風変わりなコメディ製作で知られるジャド・アパトー(『40歳の童

続きを読む

『ナチュラルウーマン』
2018年03月06日02:37

『ナチュラルウーマン』 トランスジェンダーへの偏見や先入観を描いているのはいかにも現代的と思わせるし、そこがアカデミー賞外国語映画賞受賞にもつながっているのだと思う。『グロリアの青春』などのセバスティアン・レリオが監督・脚本を務めるヒューマ

続きを読む

『ブラックパンサー』
2018年03月05日02:24

『ブラックパンサー』 富める国家は他国に何ができるか?一つの答えがここにある。 マーベル・シリーズの一つだが、独立した1本として楽しめるのは歓迎。舞台はアフリカのどこかにあるワカンダ王国。他の国からは発展途上国と見られているが、実は超文明国

続きを読む

アカデミー賞2018年予想
2018年03月04日00:36

 今年もこの季節がやってきました。マイミクさんの時間を最大限無駄にする日記でございます。(笑)もちろん、日本未公開の作品が多いのでほぼヤマ勘ですが、これもまた一興。それでも今年は作品賞候補の9作品のうち5本を見ることができたので、だいぶ精度は

続きを読む

『シェイプ・オブ・ウォーター』 『パンズ・ラビリンス』などのギレルモ・デル・トロ監督らしい異形愛溢れるダークファンタジー。デル・トロ監督は『美女と野獣』の幕引きに不満を持つというだけあり、彼流の“美女と野獣”ともいえようか。(ヒロインが若く

続きを読む