夢の祭典の採点結果はいかがだったでしょうか?当方の予想はどうにか過半数的中したから良しとするか。(笑) しかし驚いたのは作品賞発表で前代未聞のハプニング!こんなことってあるの?(←ないから前代未聞!)もう、W受賞でいいのではと思ってしまった。
『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』 「子供は欲しいけど夫はいらない。」なんとも現代的なサバサバした発想だが、実行するとなると様々な障害が立ちふさがる。愚直なまでに一直線で不器用なマギー(グレタ・ガーウィグ)はインテリ男性の精子を使って子
ようやく長かった仕事の山が過ぎたので、溜まったうっぷんを晴らすかのように劇場へ。目指すは本年度アカデミー賞大本命!『ラ・ラ・ランド』 映画を愛するものなら、映画とかかわりがあるものなら、きっと鑑賞後に色々と語りたくなるのではないか。ハリウ
『たかが世界の終わり』 『Mommy/マミー』でカンヌ国際映画祭審査員特別賞受賞したグザヴィエ・ドランは本作でカンヌ国際映画祭グランプリ受賞。いかにグザヴィエ・ドランが映画人に愛されているのかがよくわかる。 12年ぶりに帰郷する人気作家のルイ。疎遠
『マリアンヌ』 クラシカルな装いの第二次世界大戦を舞台にしたメロドラマ。露骨に『カサブランカ』を意識させる下りやサスペンスが古典を思わせる。ロングショット多用、映像的にもスクリーン映えする職人ロバート・ゼメキスらしい技が冴える。…のだが、い
『スノーデン』 どの国も秘密は抱えているだろうが、それでも元CIA職員のエドワード・スノーデンがリークした米国の秘密には驚かされた。9.11のテロ行為に端を発しているとはいえ、それが行き過ぎた人権侵害の条件を満たしているとは思えないから…。日本で
やっと仕事がひと段落したので、解放されたように外出。次の仕事が始まるまでの短期間(?)で気になっていた映画を少しでも観て行こう。『海は燃えている イタリア最南端の小さな島』 おりしも米国では不法移民に厳しいトランプ政権が誕生したり、欧州でも
『お嬢さん』 「このミステリーがすごい!」で1位を取ったサラ・ウォーターズの傑作ミステリー「荊の城」の映画化。原作の19世紀の英国から、舞台を1939年の日本統治下の朝鮮半島に置き換える。これがドンピシャ! 少しいかがわしい時代といい、当時の和洋
『ウィーナー 懲りない男の選挙ウォーズ』 政治家を取上げたドキュメンタリーだというので、タイトルの意味はてっきり勝者のウィナー(Winner)なのかと思ったら、ウィーナー(Weiner)と言う名前の政治家のことだった。(汗)2011年当時、連邦下院議員だった
『未来を花束にして』 20世紀初頭、女性の参政権が認められていなかった英国で、果敢にも権利を勝ち取ろうと立ち上がった女性活動家らの勇気ある行動を歴史的事実に基づいて描かれた作品。 劣悪な洗濯工場で奴隷にように働かされる描写に目新しさはないが、
『マグニフィセント・セブン』 『七人の侍』『荒野の七人』を再度リメイク。そこには現代ならではの視点が垣間見られる。名作のリメイクは必ずしも名作とはならない。どこかに新しいエッセンスを入れないと劣化コピーと言われるのが落ち。 元々黒澤明を尊敬