仕事がひと段落しそうで、思いのほかTIFFの作品が観られる感じでウキウキしてます。♪…ただ、留守がちなので宅配便が中々受け取ることができずにヤキモキ…。その前に仕事の合間にチラホラ鑑賞したのもあるので、少しづつでも投稿。『KUBO/クボ 二本の弦
『猿の惑星:聖戦記』 まさにエイプによる“出エジプト記”。重苦しい作劇と感情移入しまくりのシーザーの表情にエンタメであることを忘れて見入ってしまう。 オリジナルの第1作目でどうやって猿の惑星になっていったのか、主要キャストの登場シーンなど含
今年も東京国際映画祭シーズンの到来。昨年のチケット販売ではサーバーが落ちまくり混乱をきたしたようだが、一年経っても基本は変わってなかったようだ。販売を一斉に開始せず、部門ごとに4回に分けたようだが、それでも販売開始時刻にはスンナリは入れな
『ソウル・ステーション パンデミック』 順序は逆になったが『新感染 ファイナル・エクスプレス』の前日譚ともいえる社会派アニメーション映画。 ソウルの駅付近で出血している老人がふらふらと彷徨う象徴的なシーンから始まる。誰もが見ても大して気に留
『愛を綴る女』 愛とは…。答えの出ない問いかけにも思えるが、それくらい千差万別かもしれない。 愛のない結婚をした女がアルプスの診療所でやせ細る将校と恋に落ちる。情熱的な愛情を抱くその先は筋肉隆々の男らしさではない。南仏プロヴァンスの風光明媚
『わたしたち』 どこの国でも、どの社会でも見られるヒエラルキー。そこにはいじめの問題も避けて通れない。少女は仲間に入りたいがために嘘をつく。そして嘘が自分を傷つける。 友達作りがヘタでで仲間外れにされているソン。ドッジボールのチームわけでも
『スクランブル』 今年の洋画部門で(個人的に)ラジー賞候補と言っていいかな?もうね、作品として成立していないんじゃないかと…。(苦笑) 高価な自動車によるカーアクションといえば『ワイルド・スピード』を思い出す。それもそのはず、製作サイドには
『すばらしき映画音楽たち』 映画における音楽の効果は計り知れない。ウマくマッチすれば相乗効果をあげるし、場合によってはまるで違う意味を与えることも可能だ。映画における音楽作りのインサイドものとしても楽しめるドキュメンタリー映画だが、映画の歴
『あさがくるまえに』 心臓移植をめぐるさまざまな人間ドラマ。臓器移植の裏側を丁寧に真正面から描き出す。医療ものではあるが、あまり技術的な側面は強くせずに、あくまでもヒューマンドラマとして感動的な構成になっている。 実際に最愛の家族の臓器提供
『50年後のボクたちは』 中二病は世界どこでも一緒なんだな…と。子供から大人への間にある14歳という年頃。「盗んだバイクで走りだす」と歌った尾崎豊の曲名は『15の夜』だったか。まさしくその年頃をうまく歌ったものだと今にして思う。 本作には社会や家
これも10日くらい前に見たのですが、やっと更新。(まだ溜まってます)『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』 これもフリーパスだからこそ…の一本。割と封切り直後に見たのだが200席くらいのスクリーンで20人くらいしか客が
『サーミの血』 日本でもアイヌ民族に対する差別と偏見が見られるが、福祉国家として知られるスウェーデンでも同じような問題があるのだと気づかされる。1930年代のスウェーデンが舞台で、サーミ人は劣等民族としてあらぬ偏見と先入観で差別されていた。 こ
『オン・ザ・ミルキー・ロード』 『アンダーグラウンド』の完全版(5時間超え!!)が上映されるなど、その人気も衰えないエミール・クストリッツァ監督が9年ぶりに新作を発表。しかも当人が主演という。 寓話的描写が特徴であり、その独特の陽気なタッチや