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日記一覧

 いよいよ明日に迫ったアカデミー賞受賞について今年も無責任に<だいたい予想>を。作品賞に『キャロル』はノミネートされなかったけど、いずれにしろ受賞はなかったとは思っている。今年は功労賞的色合いが強いかも…。 その前に今日発表になったラジー賞

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『ヘイトフル・エイト』
2016年02月28日00:30

『ヘイトフル・エイト』 これまで自分の趣味のジャンルにオマージュを捧げてきたタランティーノ。今回は南北戦争の数年後の西部劇を取りあげ、自ら最高傑作と息巻いてる。70mmフィルムで撮影し、音楽にエンニオ・モリコーネを迎えるという念の入りようにはタ

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『Me and Earl and the Dying Girl』  サンダンス映画祭でグランプリと観客賞に輝く青春映画。もうそれだけでそそられる。(笑)過去に両賞受賞しているのは『プレシャス』『フルートベール駅で』などがある。(ここ数年のグランプリは日本公開されているの

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『スパイ』(原題)
2016年02月25日23:50

『スパイ』(原題) 近年、本当に多い気がするスパイ映画。それもこれも需要あっての事だろうが、これはポール・フェイグ監督(『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』)のスパイ・アクション・コメディ映画。 フェイグ監督ファンの期待を裏切ら

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『Citizenfour』(原題)
2016年02月25日00:38

『Citizenfour』(原題) 米アップル社が、銃乱射事件の容疑者が所有していたiPhoneのロック解除を拒否している問題が取りざたされている。治安を守る立場と、個人のプライバシーを守る立場の違いでは妥協点は見出せそうにないが、アップル社がマスターキー

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『ノック・ノック』
2016年02月23日23:24

『ノック・ノック』(原題) 寂しい”ぼっち”情報が紙面をにぎわすこともあるキアヌだが、本作でも“ぼっち”在宅していることから小悪魔テロにあう。(笑)建築士のエヴァン(キアヌ・リーヴス)は、自ら設計したシャレた高級邸宅に妻子らと暮す。その妻子

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『サウスポー』
2016年02月22日21:32

『サウスポー』 ボクシング映画に傑作は多いが、またもその仲間入りの誕生か。無敗のボクシング王者ビリー・ホープの人生を通して栄光と挫折、そして失ったモノを乗り戻す過程がドラマチックに描かれる。 公式サイトを見ると、エミネムの新曲「Phenomenal」

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ナショナル・シアター・ライブ2016『夜中に犬に起こった奇妙な事件』 これぞ「アイディア賞!」と思わず叫びたくなる。日本でも(日本人キャストで)上演されたと聞くが、生舞台で見るよりも編集された映像をスクリーンで見た方が本来の演出が楽しめよう。 

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『シャーロック 忌まわしき花嫁』 英国BBC放送の人気ドラマ『SHERLOCK』の番外編として、ヴィクトリア朝時代にそのままキャストを置き換えて製作された。日本でもTVドラマの劇場版はよくあるが、さすがというべきか多くの凡庸なそれらとは一線を画す出来栄

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セカンド・インパクリ?
2016年02月20日01:19

 今日は、ほぼ独り言です。スルーでいいです。(笑)BABYMETALのセカンドアルバムの曲目とアートワークが発表になった。同時期発売予定で同じ事務所のPerfume姐さんの方はとっくに曲目があがっていたので、そろそろ出るだろうとは思っていたのだが。http://n

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『さざなみ』
2016年02月18日23:10

『さざなみ』 「私と知り合う前の過去なんて気にしないわ」“大人の女性”のこういう会話を耳にすることがあるが、男は決して鵜呑みにしてはならないと思った。(笑)いくら長く連れ添っても元をただせば夫婦は他人。想い出話をトクトクとされて気持ちが休ま

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『愛しき人生のつくりかた』 死という出来事から生を描き出す。最愛の夫を亡くした老婦人マドレーヌのエピソードから始まって、マドレーヌの息子夫婦の問題、さらには孫の抱える悩みと今を生きる三世代の問題点をバランスよく配置している。 たいていの人は

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英国の夢『ラファエル前派展』 先日の事だが、映画鑑賞の前に半端に時間があったので、ついでと言っては語弊があるけど、この展覧会を。(映画が同じ建物なので、ギリギリまで時間が読めるのが利点)手(チョキ) 解説はWEBサイトの学芸員の動画を見ていただくと

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『コンクリート・ナイト』@トーキョー ノーザンライツ フェスティバル 2016 2014年のフィンランド映画祭ですでに見ていたのに、すっかり失念してチケットを購入。(苦笑)いい機会だから改めて見直すことに…。翻訳が新規作成されているかと淡い期待をした

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『ヴィクトリア』
2016年02月14日23:01

 なんだか怠いし微熱がある。もしかしてインフルだったら嫌だなぁ…。明日になってもよくなってなかったら病院だ。(インフルエンザの予防接種は受けているんだけど) さて、まだノーザンライツの残りがあるので…。『ヴィクトリア』@トーキョー ノーザン

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『ビートルズ』
2016年02月13日20:26

『ビートルズ』@トーキョー ノーザンライツ フェスティバル 2016 ’67年のオスロ。ザ・ビートルズに憧れる高校生4人組の青春物語。初々しい恋も夢も年上の女性とのアバンチュールも…と甘酸っぱい想い出に彩られる。おりしもザ・ビートルズの代表作と言われ

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『ロイヤル・コンセルトヘボウ オーケストラがやって来る』 クラシック音楽関係には寡聞であるが、世界三大オケといえば<ウィーン・フィル><ベルリン・フィル>と、このオランダのロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団らしい。 2013年、創立125周年記念

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『知らない、ふたり』
2016年02月11日22:44

『知らない、ふたり』 時々Twitterなどでは名前を聞いていたが、今泉力哉監督の作品は初鑑賞。なるほど、こういう作風(?)なんだ。 同じ靴職人の店で働く小風秋子(青柳文子)はキム・レオン(レン)に恋い焦がれていたが、他人と交わろうとしない姿に踏

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トーキョー ノーザンライツ フェスティバル 2016から二本。『ソング・フォー・イェテボリ』 音楽の才能はあるが、いざ本番となると極度のあがり症のためか奇天烈な行動をとって失敗するポール。それは成長しても変わりなく、夢であるプロのミュージシャンに

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『ボーダーライン』
2016年02月09日22:57

『ボーダーライン』 原題のSICARIOとはエルサレムを征服したローマ人に対する狂信的暗殺者に由来するといい、メキシコでは<殺し屋>を意味すると冒頭で説明される。 いつもは邦題に疑問を投げかけることも多いが、これは理解出来る。まさにここには様々な

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『サイレント・ハート』
2016年02月08日22:54

『サイレント・ハート』トーキョー ノーザンライツ フェスティバル 2016 デンマーク映画界の重鎮ビレ・アウグストの2014年作。特殊な映画祭のみの公開なのかと少し驚くが、次の機会があるか分からないのでこの機会に見ておく。 高齢化が進む社会では避けら

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『ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります』 老いの問題は誰しも避けられない。長年住み続けて愛着ある物件でも、老後の不便さと天秤にかけると引っ越しが潮時と思うのは自然なこと。子供のいないアレックス(モーガン・フリーマン)とルース(ダイアン・キー

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『メン&チキン』
2016年02月06日23:17

『メン&チキン』トーキョー ノーザンライツ フェスティバル 2016 もしも自分の親が本当の親じゃなかったら…とか、自分の知らない兄弟がどこかにいるかも…などと考えたことはないだろうか。 「人と鶏」という、どこかほのぼのとしたメルヘンチックなタイ

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『スティーブ・ジョブズ』 アップル社の共同創業者の一人にしてピクサーの設立者で、現代人のライフスタイルを大きく変えることになった革命児スティーブ・ジョブズの伝記映画。これまでにも作られた映画はあるが、実際に目にしたのはこれが初めて。生前から

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『ブラック・スキャンダル』 かつてサウス・ボストンを仕切っていた犯罪王のジェームズ“ホワイティ”バルジャーの実録物。実話なので顛末は調べればすぐわかるだろうが、それでもこれが事実というのは衝撃である。 サウス・ボストンはアイルランド系が多く

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『ドリーム ホーム 99%を操る男たち』 世界で格差社会が問題になり「世界中の富の4分の1をたった1%の最富裕層が所有しており、残り99%は貧困である」という説 もある。まぁ、今さらそんなことを聞かされなくとも身に染みているのだが…(苦笑) アメリカ

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『HOME』
2016年02月01日01:13

『HOME』 ドリーム・ワークスが贈るCGアニメーション。やはり日本公開はナシかな?(笑) 宿敵ゴーグから逃れるために、地球を安住の地としようと侵略するエイリアン“ブーヴ族”。人間たちを一か所に強制移動させて、人間が住んでいた建物をブンどり改造し

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