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日記一覧

『白鯨との闘い』
2016年01月31日01:04

 なるほど、そういうことか。タイトル詐欺なんていう極端な説が流れていたので心配していたが、メルヴィルが『白鯨』を書き上げるまでの闘いを描いているのだな。(笑)ま、冗談はそれくらいにして…。『白鯨との闘い』 メルヴィルの小説『白鯨』はグレゴリ

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『ディーパンの闘い』
2016年01月30日00:51

『ディーパンの闘い』 『預言者』、『君と歩く世界』のジャック・オディアール監督の新作、カンヌでパルムドール受賞という華々しい成績も期待を膨らませる。 内戦下のスリランカから逃げ延びた3人が偽名を使い疑似家族となってフランスで暮らす。ウソの生

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『サウルの息子』
2016年01月29日00:59

『サウルの息子』 第二次世界大戦中、ナチスが働いたユダヤ人狩りはよく知られているが、それに協力した近隣諸国もある。これの製作国のハンガリーもその一つ。 1944年、アウシュヴィッツ=ビルケナウ収容所で同胞のユダヤ人をガス室に送り込む任務をさせら

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 『オデッセイ』の試写のために少し遠出したので、ついでに何か見ようかと時間帯を調べて、設定がユニークだと評判のこれを見ることに…。さて、吉と出たか凶と出たか。(苦笑)『ビューティー・インサイド』 一人のキャラクターを複数の人が演じ分けるとい

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『オデッセイ』
2016年01月27日02:50

 お友達のおかげで、初めてMX4Dの試写を体験できました。(サンクス〜)冒頭のデモンストレーションでは、本当に遊園地かと思う感じだったが、いざ始まると慣れるまでは妙に気になる。特にお尻の下がモゾモゾするのは話に集中しづらい。(マッサージ・チェア

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『オートマタ』
2016年01月26日01:17

『オートマタ』 アイザック・アシモフの短編集『われはロボット』の登場はSF界に多大な影響を与えた。特に<ロボット三原則>は画期的かつ決定的だったのではないか…、おそらくこれもその影響下の一つ。 近未来ディストピア映画で、人間とオートマタ(ロボ

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『ロンゲスト・ライド』
2016年01月25日00:57

『ロンゲスト・ライド』 愛を取るのか、夢を取るのか。突然突き付けられた選択肢に答えはどちらなのか。 片田舎の学校に通うソフィアは友人の誘いで行ったロデオ大会で運命の男性ルークと出会う。しかし、彼は生粋のカウボーイで、都会で美術関係の仕事につ

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NTLive『ハムレット』
2016年01月24日01:00

 今年のナショナル・シアター・ライブのラインナップが発表された。『ハムレット』(1月)『夜中に犬に起こった奇妙な事件』(2月)『橋からの眺め』(4月)『人と超人』(未定)『ハード・プロブレム』(未定)『戦火の馬』(未定) 最初と最後しか知りま

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『Dope』
2016年01月23日01:53

『Dope』 日本では公開は難しそうな映画だが、これが中々の青春映画。 差別には様々あるし先入観の押し付けも迷惑な話だが、そこを逆手に取った着眼点は面白い。 タイトルのDopeとは<違法薬物、間抜け、素晴らしい>というような意味があるらしい。90年代

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『Mr.ホームズ 名探偵最後の事件』 アーサー・コナン・ドイルが生み出した名探偵は様々な人の手によってアレンジされ続け、未だに人気は衰えず。テリー・ギリアムの『ローズ・イン・タイドランド』の基となった『タイドランド』を執筆した米国人作家ミッチ・

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『殺されたミンジュ』
2016年01月21日02:02

『殺されたミンジュ』 韓国映画界で独特の存在感を示すキム・ギドク。海外の映画祭で高く評価されるが、近年はなんだかメッセージがむき出しになってきた気がする。無論、それはそうせざるを得ない危機感があるからに他なるまい。 ある夜、ソウル市内で女子

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『ロバート・アルトマン ハリウッドに最も嫌われ、そして愛された男』 個性的な作風で知られる名匠ロバート・アルトマンについてのドキュメンタリー映画。カンヌ、ベルリン、ヴェネツィアの三大映画祭で最高位の賞を受賞していることも敬服するが、コメント

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『マギー』
2016年01月19日00:18

『マギー』 ゾンビ映画はTVシリーズ『ウォーキング・デッド』あたりから、少し幅が広くなったというか、新機軸を持たせる作品も増えてきたように思う。A・シュワルツェネッガーがプロデューサーと主演を務める本作でもそれを顕著に感じる。 ホラー映画のよ

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『フランス組曲』
2016年01月18日01:26

『フランス組曲』 アウシュビッツで亡くなったユダヤ人作家イレーヌ・ネミロフスキーの遺作小説を映画化。 1940年6月、ナチス占領下のフランス片田舎が舞台。義母(クリスティン・スコット・トーマス)と戦地に送りだした夫を思いながら暮らすリュシル(ミ

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未体験ゾーンの映画たち2016カチンコ『グッドナイト・マミー』 ホラー映画を見慣れている人には途中でトリックがばれてしまうのではないか。かなり早い段階で読めてしまったために、途中からは確認作業になってしまったのが惜しまれる…。 一卵性双生児のつ

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『キャロル』
2016年01月16日03:20

『キャロル』 自由の国アメリカでもタブーは存在する。徐々に明るみに出てきているとはいえ、まだまだ隠しておきたいことはある。ハリウッド映画が華やかだった50年代に同性愛を描くことは不可能だった。私の記憶の中で一番古いハリウッド映画でこの題材を取

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『ザ・ウォーク』
2016年01月15日02:29

『ザ・ウォーク』 3D映画も数作られてきて、ようやく<道具の使い方>に慣れてきた印象がある。これは数少ない3Dで見るべき映画で、まさにアトラクションタイプの体感ムービー。 フランス大道芸人フィリップ・プティの人生はすでにドキュメンタリー映画『マ

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『マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章』 イギリスから第二の人生を求めてインドに来た男女7人が織りなす『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』の続編。諸々の事情で5人になったがマリーゴールド・ホテルで人生を謳歌している。だが安定は大切だが安

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『クリムゾン・ピーク』
2016年01月13日01:53

『クリムゾン・ピーク』 『パンズ・ラビリンス』のギレルモ・デル・トロによるゴシック・ホラー。オリジナル脚本だというのは立派だと思うが、内容に革新性は乏しい。むしろ上記作品よりもギレルモ・デル・トロが製作総指揮を務めた『永遠のこどもたち』や『

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『ブリッジ・オブ・スパイ』 どんな人にも等しく人権がある。しかし、人は当たり前のようなことをしばしば忘れる。他人事なら客観的に判断できても自分の利害が絡むと途端にダブルスタンダードになるようでは、何とも心もとないではないか。 冷戦下の敵国の

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『牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』 ようやく昨年ヤフオクで、億単位で落としたLDを鑑賞。ww(0.0001億ね)ドル袋LDは4時間版で、公開は3時間版ということで単純比較はできないが、当時の興行収入がさっぱりだったのはわかる気がする。 1961年に映

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『ゾンビマックス! 怒りのデス・ゾンビ』 これも未体験ゾーンの映画たち 2016の1本として公開。 よりによって付けましたな、この邦題。(笑)確かにエンパイア・マガジンも「『マッドマックス』・ミーツ・『ドーン・オブ・ザ・デッド』」と評しているので

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『パリ3区の遺産相続人』 父から遺産相続したパリの物件を頼りにNYからやって来た一文無しの男マティアスが老婦人マティルドと出会い、亡き父との秘密に触れて人生を変えてゆく。いかにも舞台っぽいシチュエーションと会話劇だと思ったら、本作で監督も務め

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未体験ゾーンの映画たち2016が今年も開催される。リメイクの『マーターズ』なんてあたりは気になるけど、とりあえず公開に先駆けて輸入盤で見たのがあるのでいくつか紹介。カチンコ『エイプリル・ソルジャーズ  ナチス・北欧大侵略』 第二次世界大戦を題材

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『リザとキツネと恋する死者たち』 昨年末から上映していたけど、レイトで少々行きづらかったが、評判がよくて昼間も上映になった。 日本ブームなのか知らないが、巷には日本ヨイショ番組も目に付く。なんだかこそばゆいようで落ち着かないが、それだけ認知

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 あけましておめでとうございます本年もよろしくお願いします。 とりあえず帰宅して最初に確認したのは、年末ジャンボの当選確認。この結果いかんによっては人生が180度変わると言っても過言ではない。わーい(嬉しい顔) 最初に当選によって解釈を考えていた。1等・前

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