mixiユーザー(id:11939455)

日記一覧

『若さは向こう見ず』
2015年07月31日01:42

『若さは向こう見ず』 『バルフィ! 人生に唄えば』で知名度を一気に上げたと思われるランビール・カプールと『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』などのディーピカー・パードゥコーン共演のボリウッド青春映画。 女友達アーディティー(カルキ・コ

続きを読む

『ハッピーボイス・キラー』 何とも風変わりなダーク・コメディ。これも一つのハッピーエンドなのだろうか?視点を変えてみることが大切だろう。…そう、視点が違うのだ。 バスタブの梱包部門で働くジェリー(ライアン・レイノルズ)は“特殊な能力”のため

続きを読む

『人生スイッチ』
2015年07月29日01:43

『人生スイッチ』 ダミアン・ジフロンの脚本を読んだペドロ・アルモドバルが才能を認めて製作を買って出て、米アカデミー賞外国語部門アルゼンチン代表となったという幸運のスイッチが入ってしまったブラック・コメディ。コメディの部分がブラックに押されて

続きを読む

『ボヴァリー夫人とパン屋』 フローベールの代表作「ボヴァリー夫人」をなぞらえながらも、ゲージュツ的には違うところを目指す『ココ・アヴァン・シャネル』『美しい絵の崩壊』のアンヌ・フォンテーヌ監督作。奔放なまま転がり続けるヒロイン・ジェマを見つ

続きを読む

『ブラック・シー』
2015年07月25日01:50

『ブラック・シー』 ナチスの金塊を見つけて一獲千金を狙うトレジャーハンター系潜水艦映画。“潜水艦映画に外れなし”といわれるが、これまた『ラストキング・オブ・スコットランド』のケヴィン・マクドナルド監督が見ごたえあるサスペンス・アクションに仕

続きを読む

 都心ではチャンスがなかったが、郊外のミニシアター(アルテリオ)で上映があったので出かけてみた。何やらいつもと違い、ロビーには聾唖の観客が多い。開場を待ちながら“おしゃべり”しているのだが、さっぱり分からずに疎外感を味わう。(苦笑)『奇跡の

続きを読む

『インサイド・ヘッド』
2015年07月22日01:07

『インサイド・ヘッド』 本当に似たようなコンセプトって偶然生まれるものだな(笑)と思わずにいられないディズニー/ピクサーの2015年作。頭の中に5つの感情を示すキャラクターが存在して、その人間の感情を生み出すというユニークな設定。監督は『モンス

続きを読む

『キングスマン』
2015年07月21日01:21

『キングスマン』 こんなコリン・ファース、見たことない! 『キック・アス』の原作者マーク・ミラーと監督のマシュー・ヴォーンが再びタッグを組む!英国スパイ組織を題材に、演技派として知られるコリン・ファースがぶっ飛んだアクション俳優に!!傘一本

続きを読む

『奇跡の2000マイル』
2015年07月20日01:39

 『ボヴァリー夫人とパン屋』を見ようかと思い街のチケットショップに立ち寄ったら「ない」と言われた。数件あたったがどこもなさそうだったので、金券ショップには流れてないのか。涙まあ、そっちは機会があればってことで、Bプランの『奇跡の2000マイ

続きを読む

 今年のフランス映画祭で見たのはこれが最後。『ティンブクトゥ(仮題)』@フランス映画祭2015 マリ共和国で慎ましく平和に暮らす遊牧民一家があった。父のキダーン、妻のサティマ、娘のトーヤ、それに羊飼いの少年イッサン。遊牧民であるキダーンの一家に

続きを読む

 すっかり備忘録になったけど、一般公開はまだ先…。『ヴィオレット(原題)』@フランス映画祭2015 日本ではあまり認知度は高くない女性作家ヴィオレット・ルデュックの半生を描く。監督は『セラフィーヌの庭』で知られるマルタン・プロヴォ。 50年代から

続きを読む

『映画 ひつじのショーン 〜バック・トゥ・ザ・ホーム〜』 「あー、おもちろかった」(幼児風に…)それで十分じゃないか。 『ウォレスとグルミット、危機一髪』に登場する<ひつじのショーン>を主演に据えた劇場版。NHKではショートストーリーのTV版も放

続きを読む

『バケモノの子』
2015年07月16日01:37

『バケモノの子』 今や、日本でも手堅いアニメーション作家になったと思われる細田守監督のオリジナル新作。それだけに見る方のハードルも自然とあがる。『おおかみこどもの雨と雪』が母親像を描くなら、これは対をなす映画か。 バケモノ<熊徹>の弟子にな

続きを読む

禁断のヤフオク(LD編)
2015年07月15日22:16

未DVD化やDVD化されていてもレアなモノのLDをリサーチしていたら、意外にもたくさん出てきた。調子にのって落としてしまったけど、見る暇あるのかな?あせあせ『映写技師は見ていた』監督はアンドレイ・コンチャロフスキー http://www.allcinema.net/prog/show

続きを読む

『ターミネーター:新起動/ジェニシス』 リブートブーム(?)に乗っかって評判がイマイチよろしくなかった3作目と4作目をなかったことにした並行世界。アクションも見ごたえあるけど、やはりタイムパラドックスが見どころだと思うので、興味のある人は情報

続きを読む

『セバスチャン・サルガド/地球へのラブレター』@フランス映画祭 人間の歴史は戦争の歴史と言っても良い。抑圧、搾取、金の支配から人々は逃れることはできない。底辺に置かれる人々を前に、カメラの力で何かを変えたかったセバスチャン・サルガドを追った

続きを読む

 昨年の東京国際映画祭では『ツーリスト』という題で上映された。かなり評判が良かったので一般公開されないかな…と心待ちにしていた作品だった。『フレンチアルプスで起きたこと』 “悲しうて、やがて面白き、オノコかな…。”芭蕉の句になぞらえて見たく

続きを読む

 朝、宅配便で起こされた。何かと思ったらプレゼント当選のグッズ。『ザ・トライブ』主演女優ヤナさんのサイン入りパンフレットだ!(いろんな意味で)目が覚めた。(笑)しかし、名前の上は何と書いてあるのか?(ウクライナ語?)  さて、フランス映画祭で

続きを読む

『雪の轍』
2015年07月10日00:54

『雪の轍』 ゴダールの『さらば、愛の言葉よ』、ベネット・ミラーの『フォックスキャッチャー』、グザヴィエ・ドランの『Mommy/マミー』らを抑えて第67回カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞した作品。し、しびれた!…尻が…。きっと座席には“雪の轍

続きを読む

ナショナル・シアター・ライヴ2015『スカイライト』 日本でも上演されたことがあるデヴィッド・ヘアーの人気舞台。再演にあたってナショナル・シアター・ライヴ(NTL)でやるのが条件だったそう。演出は『リトル・ダンサー』のスティーヴン・ダルドリー。NTL

続きを読む

『チャイルド44 森に消えた子供たち』 2009年版「このミス」で海外部門1位だったトム・ロブ・スミスのミステリー小説の映画化。珍しいことに原作を読んでいる。(笑)実は主要キャスティングが発表された時に不安がよぎった。トム・ハーディ(レオ役)にノ

続きを読む

『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』 実に近年のハリウッド大作らしい物量作戦。ただ、人気シリーズのヒーローたちを寄せ集めても、結果は足し算にはならない。 まずはつかみが大事とばかりにド派手な戦闘シーンで開幕する。この“世界”を知って

続きを読む

『オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分』 人生にはいくつも曲がり角もあるし、岐路もたくさんある。あの時こうしておけば、こうしなければ…そう思うことは誰にでもあるのではないか。 自動車に乗って災難を受けるのが流行っているのか(笑)、『マッドマッ

続きを読む

『アリスのままで』
2015年07月04日01:53

『アリスのままで』 誰もが避けて通れない<老い>の問題。長く生きるのは悪いことじゃないけど、病気にかかり不満足な健康状態で生きながらえるのは自分自身も身の回りの人も辛いものがある。 50歳になった言語学者アリス(ジュリアン・ムーア)が若年性の

続きを読む

『踊るアイラブユー♪』
2015年07月03日00:52

『踊るアイラブユー♪』 ’80年代のヒットソングに乗せて贈るラブコメ・ミュージカル。ABBAのヒットソングを使った『マンマ・ミーア!』も記憶に新しいが、シリーズもの(?)のようにこれもイタリアが舞台。ただし、こちらにはさほど有名俳優が出演していな

続きを読む

『ルック・オブ・サイレンス』 1960年代にインドネシアで起きた大虐殺を殺害した方に取材した『アクト・オブ・キリング』の姉妹編と言っていいか。監督は前作と同じアメリカ人監督ジョシュア・オッペンハイマー。『アクト・オブ・キリング』撮影時にまとめて

続きを読む

『アクトレス 〜女たちの舞台〜』 時間について哲学的な側面をも感じさせるオリヴィエ・アサイヤス監督の力作。往年のハリウッド映画を見るような楽しみも…。 大女優マリア(ジュリエット・ビノシュ)は優秀な秘書ヴァレンティーヌ(クリステン・スチュワ

続きを読む