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日記一覧

『ジュピター』
2015年03月31日00:09

『ジュピター』 女版『マトリックス』みたいとか、「もうウォシャウスキー監督は魔法が消えた」とか負の噂が飛び交っていたが、やはり気になる監督なので自分の目で確認しようと3D鑑賞。それほどに『マトリックス』の貯金はまだ残る。結果的に言えば、確かに

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『死神ターニャ』
2015年03月28日01:07

『死神ターニャ』 死神だって生きがいを見つけたい。神様と名がつくものの、人間には忌み嫌われている。人の死を見るだけだった“ある死神”はハンバーグが食べたいと思い立ち、人間になる夢を見る。しかも死神は<タイムリミットの間に涙を流すと本当の人間

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『神々のたそがれ』
2015年03月27日01:23

『神々のたそがれ』 去年、イメージフォーラム・フェスティバルで上映された際には『神様はつらい』という題だったが、正式な公開タイトルは『神々のたそがれ』となった。北欧神話じゃあるまいし(笑)、原題ではGodと単数なのでフェスティバル時の方があっ

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『陽だまりハウスでマラソンを』 人は誰しも<老い>からは逃げられない、どれほど逃げ足が速くとも…。よく人生はマラソンに例えられる。この映画に描かれているのは、まさに“そのまま”。(笑) オリンピックで華々しい過去を持つ伝説のランナーだったパ

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『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』 実験的、野心的な作品。ほぼワンカットに見えるようなシームレス編集が取り上げられているが、確かに見ていて疲れるくらいの集中力を要求される。未だに頭の中がグルングルンしている。ただし、心地

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『ナショナル・ギャラリー 英国の至宝』 英国ロンドンのナショナル・ギャラリーに巨匠フレデリック・ワイズマン監督が3か月潜入したというドキュメンタリー。最近、美術館ネタのドキュメンタリーが目に付く。需要があってのことだろうが、どこに主眼を置く

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『悪党に粛清を』
2015年03月21日00:43

『悪党に粛清を』 イタリア製の西部劇をマカロニ・ウエスタンと呼ぶなら、これはさしずめスモーブロー・ウエスタンか?(笑)ドラマ『ハンニバル』が好調なマッツ・ミケルセン主演のデンマーク製西部劇。1870年代を舞台に古典的な匂いのする復讐劇を繰り広げ

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『恐怖分子』(デジタル・リマスター) エドワード・ヤン監督の長編3作目が19年ぶりの公開。ほぼ30年前の映画で初見だが、難解に思える内容は今の方が理解されやすいかもしれない。 ともかく余分な説明がない。その少ないセリフに代わって風や光が饒舌に語

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『イン・トゥ・ザ・ウッズ』 数々の魔法やおとぎ話で夢を与えてきたディズニーが、有名なおとぎ話の主人公たちを一堂に集めたブロードウェイ・ミュージカルを映画化。題材になったのは『シンデレラ』『赤ずきん』『ラプンツェル』『ジャックと豆の木』…、い

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理系天才実在英国男子
2015年03月16日00:05

 共に理系天才実在英国男子という共通項目のある映画を同日公開というのは(気持ちは分かるけど)狙い過ぎじゃないの?(笑)しかも作品賞、脚色賞、主演男優賞、作曲賞とライバル部門多し(主演と助演の違いがあってもパートナー役のノミネートも)。…とい

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色彩感覚テスト
2015年03月15日17:04

マイミクさんが日記で紹介していた色彩感覚テストが面白かったので、お暇な方は試してみて。私は最初23くらいだったんですが、何度か試してみたら30くらいまでは行きました。コツ(?)がつかめるとアップするかも。http://t.co/6TUUp1VtAw 〜10 → 重度の

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ナショナル・シアター・ライヴ『欲望という名の電車』 映画化もされ、もはや古典ともいえるテネシー・ウィリアムズの戯曲を英国ロイヤル・ナショナル・シアターで上演。演出家はベネディクト・アンドリュース。2015年公開予定のNTLラインナップでも評判が高

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『パリよ、永遠に』
2015年03月12日00:47

『パリよ、永遠に』 現在も海外旅行の人気地の一つであるパリ。しかし、あの景観がなくなっていたらどうだったろうか。第二次世界大戦末期のナチス統治下のフランスでは恐ろしい計画が進行していた。敗色濃厚になったナチスはパリを破壊しつくそうとしていた

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『妻への家路』
2015年03月11日01:47

『妻への家路』 文化大革命がもたらした悲劇ともいえるだろうが、統制社会の恐ろしさという点ではどこでも通じる普遍的なことなのかもしれない。 自身も強制労働についた経験があるチャン・イーモウがゲリン・ヤンの原作を基に引き裂かれた家族の哀しみと慈

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『ナイト ミュージアム エジプト王の秘密』 人気シリーズもこれで見納め?夜の博物館を舞台に展示品が動き出すというユニークなコメディの第3弾。お馴染みのキャラクターたちとの再会はうれしいが、セオドア・ルーズベルト役のロビン・ウィリアムズの最後の出

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 GEOの戦略から遅れること3か月。ようやくセル版の登場。やはり見だすと止まらない。24-TWENTY FOUR- リブ・アナザー・デイ ブルーレイBOX [Blu-ray]http://mixi.jp/view_item.pl?reviewer_id=11939455&id=3314473 クロエ役のメアリー・リン・ライスカブが

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『誘拐の掟』
2015年03月07日00:56

『誘拐の掟』 近年、すっかりアクション俳優となったリーアム・ニーソン。その彼がローレンス・ブロックの人気ミステリー小説“マット・スカダー”シリーズに挑戦。このシリーズは未読だが、とりわけもっとも悲惨でダークだという『獣たちの墓』の映画化。 

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『世界の終わりのいずこねこ』 サブカル系の終末論。今から20年くらい未来の話。2011年に東京で謎のパンデミックが起きて人類が住むことは不可能となり、突如現れた木星人によって大阪に滅びた東京ソックリの「関西新東京市」が作られる。そこで人類はいつ終

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『メイズ・ランナー』
2015年03月05日01:11

『メイズ・ランナー』 全国のテーマパークには巨大迷路のアトラクションがいくつかある。もしも、あれがビルくらいの高さで、規模がちょっとした都市くらいあったら出られる自信はあるだろうか?しかも朝から夕暮れまでのタイムリミットがあって、日ごとにコ

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『ら (KEPT)』
2015年03月04日01:00

『ら (KEPT)』 婦女暴行事件では、加害者から解放されても真の解決には至らない。実際に拉致事件の被害にあったという水井真希監督のデビュー作。園子温に師事し、西村喜廣の下で映像制作を学んだというだけのことはある。重苦しいテーマと内容を処女作に選

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『さいはてにて 〜やさしい香りと待ちながら〜』 見事なまでの女性映画。コーヒー店を営むヒロインはじめ、近所のシングルマザー、その娘と<喪失感を抱える女性>たち三人が織りなすドラマ。そのためか男性たちは象徴的にしか登場しない。ドラマが起きるの

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 (日付は変わったが)今日はファーストデーだった。外出前に洗濯して出かけたらポツポツ降り始め、帰宅のころには土砂降り…。泣き顔ああ、時間を戻して“選択”を変えたい。『プリデスティネーション』 『宇宙の戦士』『夏への扉』などで知られるSF小説界

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 珍しく映画ネタ以外の日記。(笑) 中目黒からほど近いナポリ地方のイタリアンTi Picchio(ティピッキオ)。川沿いの静かな通りに面したビルの3階にある。このへんはサクラが河の両岸に並ぶので、春先には人が多そう。 3つあるランチコースからCを選択。生

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