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日記一覧

『ぼくたちの家族』
2014年04月30日00:58

イタリア映画祭の真っ最中だが、大人の事情で試写会の方を先にアップします。あせあせ『ぼくたちの家族』 家族というのは、近いようで遠い存在。血のつながりが安心感をもたらしたり、時には疎ましかったり…。一見、平穏な家庭にもたらされたシコリは思わぬ

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 今年もこの季節になりました。恒例となったGW企画のイタリア映画祭。今年は少し本数を絞って減らしてみました。あせあせ『ローマ環状線、めぐりゆく人生たち』@イタリア映画祭2014  映画の可能性を感じさせる挑戦的な作品。ちょっと思いつかない描き方かも

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『アメイジング・スパイダーマン2』 やっぱりトビー・マグワイア版が好き。これは偽らざる心境。 テーマは卒業後の進路決めか?学業が終了したら、その後の進路について考えねばならない。あれもこれもやりたいといっても体は一つ。優先順位をつけないと…

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『そこのみにて光輝く』
2014年04月25日01:05

『そこのみにて光輝く』 紫陽花という名前のラブホテルがあったと記憶してる、もしかしてソープだったかも…。劇中、季節外れに咲く紫陽花の花を見て、ふとそんなことを思い出した。(音読み、ね) この映画に集う<行き場>のない者たちは、<生き場>もま

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『キャプテン・アメリカ / ウィンター・ソルジャー』 <キャプテン・アメリカ>はアメコミ系では珍しく(?)根が素直でまっすぐなキャラクター。アイアンマンのスターク社長のような“独特”なユーモアセンスは持ち合わせてない。大人向けのキャラクターと

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『チョコレートドーナツ』 こんなんズルいわ、愛するしかないじゃない。泣き顔 実際に70年代にあった出来事を基にしたらしいが、1979年カリフォルニアのゲイバーでパフォーマーとして日銭を稼いでいるルディと、ジャンキーの母親から育児放棄されたダウン症の

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『ある過去の行方』
2014年04月21日00:46

『ある過去の行方』 いったい主役は誰なのだ? 『別離』でアカデミー賞外国語部門受賞したアスガー・ファルハディ監督の新作はまたも離婚の危機にある夫婦と、それぞれに抱えた秘密で魅せる。空港に降り立ったアーマドと待ち受けるマリー=アンヌ。二人の間

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『リスボンへの夜行列車』 誰しもが自分の人生に満足しているとは限らない。それは経済や名誉の意味でなく、根本的な部分で自ら生きるべき道を歩んでいるのかという問いかけは多かれ少なかれあてはまるものだろう。 スイスはベルンの学校に教師として勤務す

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『ラスト・ベガス』
2014年04月17日00:41

『ラスト・ベガス』 独身最後の夜を幼馴染たちとラスベガスで馬鹿騒ぎをして過ごす…というのはよくある(?)設定だが、この映画の最大の違いは主賓が還暦を超えたジイ様だということ。60過ぎて初めての結婚を決意するのも頼もしいけど、なにより相手が30代

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『アクト・オブ・キリング』 人は見たいものしか見えない。しかし、臭いものに蓋をすれば<なかったこと>になるわけではない。海外での評判から、これが本年度のアカデミー賞長編ドキュメンタリー部門を受賞するとばかり思っていた。もちろん、受賞作が悪い

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『ディス/コネクト』
2014年04月14日01:16

『ディス/コネクト』 道具は使う人次第で役にも立つし、凶器にもなる。本来は便利に…と生み出されたインターネット・テクノロジーのはずだが、時として不都合も…。ネット社会の普及は、リアルな付き合いでは表面化しなかった闇をも生み出す。互いが見えな

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『ブルー・ジャスミン』
2014年04月13日01:20

『ブルー・ジャスミン』 セレブ人生から転落してもなおセレブ気分が抜けず、ありもしない一発逆転劇ばかり夢見ているダメ人間<ジャスミン>に名優ケイト・ブランシェットが命を吹き込む。タイトルのブルーは憂鬱な意味でのブルーだが、むしろジャスミン自身

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『ワレサ 連帯の男』
2014年04月11日23:01

『ワレサ 連帯の男』 ワレサ議長(レフ・ワレサ)、ある年代以上なら名前に聞き覚えがあろう。ソ連の影響下で自由も権利も制限されていた70〜80年代に抵抗運動を続け、ポーランドの独立自主管理労働組合「連帯」の初代委員長についた男。これは彼の伝記映画で

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『オーバー・ザ・ブルースカイ』 “永遠の愛”を誓いますか?結婚式の決まり文句。“永遠の愛”を疑うわけじゃないけど、永遠じゃないから誓いを立てるのかもしれない。 『ブルー・バレンタイン』、再びか!?と思わせる構成。時間軸を行ったり来たりして、

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『セインツ -約束の果て-』 刹那的で体制に反抗する情熱を感じさせ、同時に個人の無力さをも痛感させるなど、至る所からアメリカン・ニューシネマの香りが立ち込める。とりわけテレンス・マリック。映像的にマジックアワーの多様や優雅で蕩けそうな風景描写

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『ドン・ジョン』
2014年04月07日02:37

『ドン・ジョン』 「処女作にはその作家の全てがある」というけど、ならばジョセフ・ゴードン=レヴィットは監督としても素晴らしい作品群を生み出しそうだ。 伝説のプレイボーイ<ドン・ファン>をもじったようなタイトルだが、まさしく主人公はそれのパロ

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 ようやく日本でアブデラティフ・ケシシュの映画が一般公開になった。(舌噛みそう…)ふらふらこれまでは映画祭や特殊上映でしか扱われることなく、機会を逃してきたのでうれしい限り。これを機に旧作も…とは思うけど、どうだろう?(『クスクス粒の秘密』は

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『白ゆき姫殺人事件』
2014年04月05日01:33

『白ゆき姫殺人事件』 他人の不幸は蜜の味というようにゴシップで騒ぎ立てるのは人間のサガであろうか。『告白』の湊かなえの原作を『ゴールデンスランバー』などの中村義洋が監督したとなれば期待も高まる。 ある日、国定公園で化粧品会社勤務の<美人>OL

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『LEGO(R)ムービー』
2014年04月04日02:22

『LEGO(R)ムービー 』 命令に服従という形では何も解決しないことは歴史が語っている。それでも権力者は常に自分の都合のいいようにするために圧力をかけ押さえつけたがる。これで心が離れない…などと思う者はいまい。 デンマークが生んだ世界的人気の組

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 世間ではエイプリル・フールで賑わっている(?)が、個人的にはまるでそんな精神的余裕なく、今朝になっても腹痛が収まらないため近くの病院へ。がまん顔 お熱を測って、キャリアを積んだと思われるナースに軽く問診を受けて、待つこと数十分(?)。名前を

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