恒例、本年度ベストリスト。【映像作品編】必ずしも一般公開作品とは限りません。 ソフト鑑賞作品で書き切れなかったのも少しあるけど、それはいずれ…ということで。大ざっぱだけど劇場鑑賞とソフトで270〜80くらいか。(連続ドラマやTVアニメは
年内最後のフリーパス3本。(日にちはまたいだけど、第7〜9弾)これで今年の劇場鑑賞は見納め。『王の涙 イ・サンの決断』 安定の韓国歴史ドラマ。 韓国の歴史に詳しくない者でも安心して楽しめるようにという配慮からか、冒頭に人物関係を図解している
『サンバ』フリーパス第6弾 オマール・シーのムダ使い、シャルロット・ゲンズブールのムダ使い。『最強のふたり』の出来は何だったのかと首をかしげたくなった。上記作があまりに良かったので、過度な期待はすまいと肝に銘じて置いたものの、それを遥かに下
『毛皮のヴィーナス』 「マゾヒズム」の語源になったというザッヘル=マゾッホの自伝的小説『毛皮を着たヴィーナス』に基づく戯曲の映画化。ロマン・ポランスキー監督が贈るワンシチュエーション・ドラマ。巧みな会話劇と、キャスト二人による演技合戦は息も
『アオハライド』フリーパス第5弾。 間違いや勘違い、うぬぼれ、思い上がりがあって当然の青春時代。未熟ゆえの失敗はいつしか自分自身を成長させてくれるはず。失敗を恐れて殻に閉じこもるよりもよほどマシ…と信じたい。(笑) 別冊マーガレットに連載さ
『ビリー・エリオット ミュージカルライブ/リトル・ダンサー』現在、TOHOの一部の劇場で公開している本作…。良い話と悪い話がある。良い話は香港盤DVDに日本語字幕がついているという話。(パッケージに表記)悪い話はその香港盤から日本語が削除されている
『ベイマックス』フリーパス、第4弾 マーベルを傘下に加えたディズニーだからできた作品。オープニングにいつものマーベルロゴが欲しいくらい。 散々見た予告編の印象で本編に挑むと少し戸惑うかもしれない。まず予告のためだけの映像があるこ
『バンクーバーの朝日』フリーパス第3弾 オーソドックスな映画。予想通りというべきか。日本からブラジル移民した開拓団の苦労話はよく題材に取りあげられるが、19世紀末から戦前にバンクーバーにこれほど渡っていたとは…、まして現地で日本人による球団ま
世間では『ベイマックス』やら『妖怪ウォッチ』、はたまた“JR劇場”で盛り上がっているみたいですが、寒い季節に背筋が凍るような作品を…。(笑)『オキュラス 怨霊鏡』【未体験ゾーンの映画たち 2015】 鏡はホラーの定番アイテムの一つ。それだけに昔
フリーパス、第2弾『チェイス!』 『きっと、うまくいく』のヒットも記憶に新しいインドの国宝級俳優アーミル・カーンを迎えて、シカゴを舞台に繰り広げられるチェイス・アクション。インドで興行収入歴代一位と聞くと、さらに期待も膨らむ。アーミル・カー
私にはこれまでどうしても破ることのできない壁があった。いくら挑み続けても跳ね返される6000マイルの壁…、別に飛行機の話じゃない。そう…TOHOシネマズのマイレージなのだ。(苦笑)数人のマイミクさんが『フリーパス』を発動するのを見るにつけ恨めしい
『ゴーン・ガール』 見事な予告詐欺と言っては失礼か。計算されたミスリード。結婚5周年の日に“愛する妻”が行方不明になり、大掛かりな捜査が始まる。しかし、状況証拠から世間や警察は夫に疑いの目を持ち出す…。 監督がデヴィッド・フィンチャーである
『ホビット 決戦のゆくえ』 全てのピースはそろった。前回、最高潮に盛り上がった個所で「続く」となり、ヤキモキした気分で待ちに待ったシリーズ完結編。前回を覚えていなくとも、それとなく知っていれば大丈夫。(さすがに完全な一見さんはいないだ
『天空からの招待状』 地球は誰のものか?人はどこまで傲慢になれるのだろう。暮らしを豊かにするために、自然を破壊する。社会の発展とともに破壊される自然…。 かつて日本もそうであったように、経済成長の陰では台湾でも同じことが見られる。「自分さえ
『6才のボクが、大人になるまで。』 12年前、自分は何をしていただろうか。12年間をリアル進行で撮影するとは何とも気の遠くなりそうな企画だ。この特異な映画がスタートしたのはアメリカ同時多発テロ事件の直後であることを考えると<家族の在り方・人
「夢見るフランス絵画 印象派からエコール・ド・パリへ」 タイトルにあるように印象派の作品と「パリ派」の時代にまたがる画家たちの展覧会。とりわけ日本では印象派は人気が高いので、その辺のビッグネームは説明もいらないほど。ルノワール、セザンヌ、モ
『おみおくりの作法』 死は誰もが避けて通れない道。つきものなのは葬儀。しかし、愛する家族や友人たちに見送られる人ばかりじゃない。ワケあって、孤独死を迎える人も少なくないのは英国も似た状況なのかも。 よく「葬儀は残された遺族のためで彼らが生き
『白夜のタンゴ』 先入観か真実か、普段意識しないでいても当然に思っていることがある。<タンゴ>といえばアルゼンチンと。これは刷り込みなのか? フィンランド人のアキ・カウリスマキ監督は「発祥はフィンランドだ」とつぶやく。彼に限らず言われている
『水面(みなも)を見つめて』@フィンランド映画祭 2014 『シャイニング』が好きなのね、と第一感。出演・脚本も兼ねるピーター・フランゼン監督自身の原作の映画化。再婚した家庭の暴力的な義父と子供の成長についての考察を描くが、本音は『シャイニング
『パンク・シンドローム』@フィンランド映画祭 音楽物のドキュメンタリーは数あれど、知的障がい者のみから構成されるのは珍しい。フィンランドの音楽シーンに現れたとんでもないパンクバンド“ペルッティ・クリカン・ニミパイヴァト” 。彼らの日常に密着
『予想外な8月』@フィンランド映画祭 2014 前回と打って変わって、こちらは親しみやすいロマンチック・コメディ。冷戦下(1962年ごろ)のチェコとフィンランドの男女の恋愛を描いたもの。資本主義社会と共産主義の立場の違いから離れなければならなかった帽
今年はいろいろと多忙になってどうかな…と思ったけど、なんとか調整ついたのでいくつか鑑賞。『コンクリートナイト』@フィンランド映画祭 2014 今年のアカデミー賞外国語部門にフィンランド代表として選出されたそう。 美しいモノクロームの映像が印象