mixiユーザー(id:11939455)

日記一覧

備忘録、『ウィ・アー・ザ・ベスト!』@東京国際映画祭2013『ウィ・アー・ザ・ベスト!』 今年の東京サクラグランプリ受賞作品。率直な感想を述べると少々意外だった。冷や汗 キャラクターは魅力的だったので、主演女優らに対して何らかの賞はあったかもし

続きを読む

備忘録、『空っぽの家』@東京国際映画祭2013 まだ書きおわっていない東京国際映画祭、世間ではフィルメックスが開催中だというのに…。(もうちょっとで終わります)あせあせ(飛び散る汗)『空っぽの家』(アジアの未来) 大黒柱の喪失がもとでバラバラになっていく家庭。

続きを読む

『かぐや姫の物語』
2013年11月27日01:47

『かぐや姫の物語』 日本人なら誰もが知っているであろう「竹取物語」。それを題材に丁寧にマジメに“心を込めて”ジブリの高畑勲が14年ぶりにメガホンを取った。 『ホーホケキョとなりの山田くん』で見せた水彩のタッチをさらに発展させたような、まさに

続きを読む

『メタリカ・スルー・ザ・ネヴァー』 ついに…というか、ようやくというかのIMAX初体験…しかも3D。それは全てこの映画のため。 メタリカは同時代のバンドが次々とPVを作っていた頃も安易な制作は否定し続けるくらい映像化にこだわりを持っていたバンドだ

続きを読む

『悪の法則』
2013年11月24日20:56

『悪の法則』 マイケル・ファスベンダー、ペネロペ・クルス、キャメロン・ディアス、ハビエル・バルデム、ブラッド・ピットといった豪華なキャストや有名な原作者(コーマック・マッカーシー『ノーカントリー』)に高名な監督(リドリー・スコット)を揃えて

続きを読む

『サプライズ』
2013年11月23日22:45

『サプライズ』 ヒツジ、キツネ、トラと動物の仮面をかぶった謎の人物が人々を襲う。いったい誰が何の目的で? 両親の結婚35周年記念に集まった兄弟たち。ある者は結婚し、ある者は恋人を連れての和やかな団欒のひと時を過ごす。しかし、そんな和やかさが一

続きを読む

『マラヴィータ』
2013年11月22日23:57

『マラヴィータ』 原題にThe Familyとあるように<ある家族>にまつわるお話。ただ、この家族はとんでもない一家だった。 製作総指揮・マーティン・スコセッシ、監督・リュック・ベッソンとあるように米国と仏国の合作。『巴里のアメリカ人』という映画があ

続きを読む

『フィルス』
2013年11月21日22:52

『フィルス』  FILTHとは<英国のスラングで警察、ごみ、汚物、悪態、卑猥な言葉、淫らな考え、堕落、悪党、売春婦> などを指す言葉なんだそう。まさにそれらを全部ひっくるめた作品。(笑) どうにも救い難い男ブルース・ロバートソン刑事、勤務中の飲酒

続きを読む

備忘録、『ハッピー・イヤーズ』@東京国際映画祭2013『ハッピー・イヤーズ』(コンペティション) 信じていたものが全て崩れ去った後、どん底から這い上がる姿に女神はかすかに微笑む。多かれ少なかれ芸術家はうぬぼれ屋と紙一重。むしろ自信のないものが目

続きを読む

備忘録、『ブラインド・デート』@東京国際映画祭2013『ブラインド・デート』(コンペティション) 非モテ男の悲哀に満ちた立ち振る舞いに共感を覚える。日本では珍しいグルジア映画。女付き合いが下手で内気な中年男が家族、友人らとの間で巻き込まれひと騒

続きを読む

『馬々と人間たち』@東京国際映画祭2013『馬々と人間たち』(コンペティション) アイスランドの人々は馬と格別強い結びつきを持つという。厳しい自然の中で躍動する姿といかに人間と密接であるかが、故事・説話のようなエピソードの積み重ねとして語られる

続きを読む

備忘録、『ボーグマン』@東京国際映画祭2013もうすっかり季節外れ(?)になってしまったけど、覚え書きとして…。『ボーグマン』(ワールド・フォーカス) 絶望的なこの世から未来を救うには既成勢力を否定することからはじめないと成らないのか? 正体不

続きを読む

『子宮に沈める』
2013年11月16日01:16

『子宮に沈める』 「ママ、どこ?」悲痛な子どもの声は母親に届くことはない。 育児放棄が引き起こす悲劇が後を絶たない現代の日本。かつては核家族化が引き起こす子育ての不安が取りざたされていたが、離婚率が高くなった今では核家族なら十分すぎるくらい

続きを読む

『ばしゃ馬さんとビッグマウス』 これは中々痛い設定…。<夢を諦めない>とか<夢に向かって>…とかとかく世間は奇麗事を並べがち。しかし現実の大半は泥沼につかり、いつまでも踏ん切りがつかず、気がつけば<こんな年>。あせあせ(飛び散る汗) 脚本家の卵が自分と向き

続きを読む

『清須会議』
2013年11月14日01:08

『清須会議』 どの時代でも、どの世界でもトップに立つには実力だけで達成できるとは限らない。そこには運やタイミングも大切。(機を見るに敏ってヤツか?)そしてギリギリのグレーゾーンを恐れない豪胆な振る舞いが出来るかどうか…。上に立つ人は多かれ少

続きを読む

『武器人間』
2013年11月13日00:11

『武器人間』 世に怪作・珍作映画も数あれど、2013年度の大賞はこれかも知れない。(笑) ナチスが様々な研究をしていたことは周知の事実で(ジェットエンジンやテレビ電話など)、現在に繋がるテクノロジーを生み出されていることもよく知られる。それゆえ

続きを読む

『恋するリベラ−チェ』
2013年11月12日00:55

『恋するリベラ−チェ』 ソダーバーグが<ひとまず区切りをつける作品>に選んだのは、実在した有名なゲイの音楽家の話。だけど、取り立てて美談にも醜聞にするわけでもなく、そこはスダーバーグらしい真摯な演出が見られる。 私はこのモデル<リベラーチェ

続きを読む

『女っ気なし』 ギョーム・ブラック、この監督の名前は覚えておいたほうがいいかも知れない。 フランスの寂れたバカンス地で宿舎を営む非モテ男に訪れた<ひと夏の思い出>。一見、なんてことのない作品だが、特別でない設定で予算もかけずに特別なものを感

続きを読む

『ある愛へと続く旅』
2013年11月10日00:51

『ある愛へと続く旅』 カツ丼の上にバニラアイスが乗っかり、そこにもずく酢と味噌汁をかけてチョコレートケーキをトッピングしたメニューが出てきたら…いくら各々の料理が美味しくても食べられる自信はない。どうにも同じ作品にあってはならないものが乗っ

続きを読む

『危険なプロット』
2013年11月09日00:05

『危険なプロット』 女性なら小悪魔というのだろうが、男の子ならなんと呼ぶべきか?“闇のプリンス”とでも?(笑)フランソワ・オゾンの仕掛けた巧妙なゲームに酔いしれるひと時。随所に『スイミング・プール』と類似点を感じる。 <個人教授>というと、

続きを読む

『42 世界を変えた男』
2013年11月08日00:20

『42 世界を変えた男』 シドニー・ポワチエ、バラク・オバマ。共に非白人として初の快挙を成し遂げた人物だが、彼らに先駆けて<白人社会>の壁を破ったスポーツマンがいる。 MLBのジャッキー・ロビンソン、その人。 今でこそ日本人もMLBで活躍する時代だ

続きを読む

『死霊館』
2013年11月06日01:18

『死霊館』 『ソウ』の監督ジェームズ・ワンが贈る実話を基にした心霊ホラー。主に1960年代に活躍したアメリカの心霊学者ウォーレン夫妻が体験した身も凍る出来事があった。あまりの恐ろしさで封印され続けてきた…とか言う触れ込みの本作。心霊現象は日本で

続きを読む

『マイク・ミルズのうつの話』 「心の風邪をひいていませんか?」そんな製薬会社のキャッチフレーズを覚えている人もいるのでは? 『サムサッカー』『人生はビギナーズ』の監督でもあるマイク・ミルズが日本滞在中にヒントを得て始まったドキュメンタリー企

続きを読む

『2ガンズ』
2013年11月04日01:27

『2ガンズ』 ハメたつもりがハメられて…。ちょいワルだけど出来そうな男二人が組んで、仲間の敵討ちとマフィアのボスの鼻を明かすために銀行強盗を計画。しかし、これには裏がある。 次第に明かされる内部事情、小きみよく二転三転する大掛かりなトリック

続きを読む

 まったくもって溜まりすぎなので、書きやすいところから手際よくすすめないと…、ってことで。あせあせ『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々: 魔の海』 前作から3年…と少々間が空いた気もするが、無事に(?)続編登場となった<パーシー・ジャクソ

続きを読む

東京国際映画祭2013『愛を語るときに、語らないこと』(ワールド・フォーカス) ハンディキャップはないに越したことはない。しかし、ハンディがないから幸せになれるわけではない。ハンディがあってもなくても、人の幸福はそれぞれなのだ。 インドネシアの

続きを読む