エアコンの修理は明日になったため、避暑をかねてリニューアルになった東京都美術館『マウリッツハイス美術館展』へ。 本当は小中学生が夏休み期間中は避けたかったけど、まぁ仕方ない。思ったほど混雑はしていないようで、入館は10分待ちと表示。 目玉
『Warrior』 先日の『Black & White/ブラック & ホワイト』つながりで、トム・ハーディー主演映画をもう一本。日本では中々公開が決まらないけど(もしかしてDVDスルー?)、ニック・ノルティが助演男優賞にノミネートされた『Warrior』。『ロッキー』を総合
なんとなくCIAエージェントを扱った映画を続けて見たので…。Black & White/ブラック & ホワイト [Blu-ray]http://mixi.jp/view_item.pl?reviewer_id=11939455&id=1605652『デンジャラス・ラン』 ひところウィキリークスという政府、企業、宗教などに
ジョン・マッデンという監督がいる。『恋におちたシェイクスピア』で一躍名を上げたものの、その後はどうにもさっぱり…。最近の『ペイド・バック』はついぞ劇場未公開となってしまった。ところがこれが案外面白い。ペイド・バック [Blu-ray]http://m
『声をかくす人』 敵味方に分かれて戦争をした後で、人々は冷静な判断が出来るか?南北戦争直後、リンカーン大統領が暗殺されたことは有名。しかし、その犯人たちがいかなる裁判を受けたのかという詳細は知らなかった。 もちろん、ここに見えるのは<公平な
『トガニ 幼き瞳の告発』 いったい、いつの事件かと目を疑う。韓国で聴覚障害者学校で起きた生徒への性的虐待・暴行事件を基に映画化というが、つい最近(2000年代)の出来事と知り驚愕。いや、日本にしてもいじめやパワハラは常態化しているとはいえ、現代
国立トレチャコフ美術館所蔵 レーピン展 ロシアを代表する写実画家レーピン。日本でこれだけまとまった形で特集されるのは珍しいのでは?もっとも日本での知名度はいかばかりか…かくいう私も知識はまるでなし。『移動派』云々という説明を見て、かすかに記
三大映画祭週間2012の最後の1本は三大映画祭じゃなく(笑)サン・セバスチャン映画祭からのチョイス。『ムースの隠遁』 多様なタッチで魅了し続けるフランソワ・オゾンの2009年作品。日本で知名度がある監督なのに、なぜか公開が飛ばされた。サスペンス色
残暑お見舞い申し上げます。 今年の夏はいろいろと見たい展覧会などあり、どこから手を付けるかスケジュールとにらめっこの日々。とりあえず『ツタンカーメン』と『特撮博物館』は混雑していそうなので、9月かな?それまでは細々と(?)所有ソフトを見てす
『神弓 KAMIYUMI』 とかく隣国は仲が悪いもの。それは古今東西問わないことは昨今の社会面を見るまでもなくよく分かる。(笑) 1636年、清国が李氏朝鮮に侵攻した丙子の乱を題材に<伝説の弓の名手>の武勇伝を描くアクションヒーローもの。タイトルどおり
タツノコプロテン@松屋銀座 50周年記念のイベントのチケットが当たったので足を運ぶ。松屋銀座のこのイベント会場ではよく漫画やアニメの催し物がある。ご多分に漏れず、今回も祖父江慎さんによる展示レイアウト。ジャンル別に区切ってあり分かりやすい。ht
『トータル・リコール』 夢よ、再び…と思ったのか、かつてシュワルツェネッガー主演でヒットしたフィリップ・K・ディック原作『追憶売ります』の再映画化。 舞台を火星から地球に移しヨーロッパあたりに位置する上流社会が“ブリテン連邦”で、労働者のコ
『アベンジャーズ』 オールスター夢の競演。それは舞台や映画、スポーツでもワクワクさせるビッグイベント。子どもの頃見た『東映まんが祭り』などでもヒーロー大集合は見られたが、遠足の前の夜みたいに気分が高揚したのを覚えている。当時は一人でも強いの
『プロメテウス』 <人類の起源>をキャッチコピーに掲げ、巨匠リドリー・スコットがメガホンを取るとなれば、否が応でも気分は高揚する。かつて映画『エイリアン』の登場はビジュアル面でも後世に影響力を持ちえた。さて、噂ではその前日譚を描くという触れ
三大映画祭週間2012『フィッシュ・タンク』 小さなエリアしかしらず、劣悪な環境で親の愛情も不満足なまま育った子どもはどうなるか。汚い言葉でしか自己表現できずに、コミュニケーションのとり方すら分からない少女。それでも少女には夢がある。周囲に負け
三大映画祭週間2012 『ミヒャエル』 ハネケの匂いがする。それもそのはず『ピアニスト』『白いリボン』などのキャスティング・ディレクターとして関わってきたらしい。そんなマルクス・シュラインツァーの初監督作品。そういやハネケのファーストネームは<
三大映画祭週間2012 また今年も三大映画祭週間と称して、一般劇場で公開されてこなかった有名映画祭での受賞作をズラズラっと特集。今年は8本がラインナップ。ただ、『イル・ディーヴォ 魔王と呼ばれた男』『気狂いピエロの決闘』はすでに他の(日本での)
『ウェイバック 脱出6500km』 <自由は与えられるものではなく、勝ち取るものだ>とはよく聞く言葉…、1940年シベリア矯正労働収容所に連行された戦争の犠牲者たちが、過酷な試練に立ち向かい逃亡した実話を基に描かれた極限のサバイバルドラマ。ピーター・
『寝取られ男のラブ・バカンス』 倦怠期のカップルにありがちな油断から彼女を寝取られてふてくされる男。被害者意識で見ると不倫する相手が悪いとなるが、「ちょっと待て、自分に問題はなかったのか?」 冴えない男を表現するのに、だらけたスッポンポンで
『聴こえてる、ふりをしただけ』 人は絆を持って何かが内に生まれるのかも知れない。親と子の絆、とりわけ幼い子どもにとって母親の喪失感の大きさは計り知れまい。どう受け止め、いかに整理するか…大人でも大変な試練が容赦なく与えられる。 看護師をして
『闇を生きる男』 実際に1995年にベルギーで起きたホルモン・マフィアによる殺人事件を基に描かれたという。壮絶な人生にも数あるが、ここに生きる男も人に言えない闇を持つ。マッチョな肉体を持つ主人公ジャッキーは<あるべきものの喪失>に悩み苦しむ。そ