TOKYO FILMeX 2012 第13回東京フィルメックス 『ギマランイス歴史地区(仮題)』 ポルトガル発祥の地とされ歴史的建造物などが多く立ち並ぶギマランイス歴史地区にスポットをあて、欧州を代表する個性的な4人の監督の短編で構成されたオムニバス映画。 ま
『ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館』試写会に当たったマイミクさんに便乗させていただきました。どうもありがとうございました。 子役で成功した後の<大人の役者>への脱皮は重
『二郎は鮨の夢を見る』 日本版ミシュランガイドが創刊された年から『三ツ星』を守り続ける鮨店<すきやばし次郎>。その店主である小野二郎(お店は次郎だが、当人は二郎)をメインにインタビュー形式で捕らえたドキュメンタリー。そこにはプロが認めるプロ
TOKYO FILMeX 2012 第13回東京フィルメックス 諸々の都合で今年のフィルメックスは3本だけ…。開会式をキチンと見たことはなかったかも?と思いながら席に着く。 今年はSABU監督が審査委員長を務めます。(向かって右から二人目)本当はあと一人審査員が
うー、喉が痛い。先日、某映画サイトのユーザー限定の試写会に当たったと喜んでいたら罰が当たったのか、喉が痛い。おかげで昨晩はろくに眠れないまま会場に向かうことになった。しかも声もでない。(熱はないので、風邪かなぁ?そのためか分か
『宅男傑夫』さて、このタイトルの意味は何でしょう?アメリカ映画ですが北京語です。(台湾盤)原題は『Jeff, Who Lives at Home』なんとなく分かりましたか?日本未公開映画ですが、邦題はこれ↓ハッピーニート~おちこぼれ兄弟の小さな奇跡 [DVD]http:
『のぼうの城』 歴史というヤツは面白い。掘り起こすと嘘のような戦略や事実がザクザクでてくる。無論、映画としてのフィクションはたっぷりまぶしてあるだろうが、この映画の題材も例外ではないようだ。 震災の(というか津波の)影響で公開が遅れたという
『ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:Q』 「頭の悪い観客に合わせる必要なんてない。分かる人に分かれば、それでいい。」 クリント・イーストウッドはかつてこういう発言をしたそうだが、難解さがハンデとはならない本作品であったとしても、もう少しヒントをもらえ
『ブッチ・キャシディ −最後のガンマン−』(原題;Blackthorn) 一般公開されない作品でもソフト化されない作品でも時折独自の放送があることがある。WOWOWも日本未公開映画の枠を設けている。あいにく契約はしていないが、たまたま海外盤ソフトで見たので
『砂漠でサーモン・フィッシング』 「できるかできないか」ではなく、「やるかやらないか」、古くから言われることわざを思い起こさせる。砂漠のど真ん中でいかにして鮭を泳がせることが出来るのか。奇抜な難問を実現していくのは、まさに映画作りと
『ファースト・ポジション 夢に向かって踊れ!』 両つま先,両膝を外側に開き両かかとをつけるファースト・ポジション。全てはここから始まる。一口に夢というが、自分で意識してから始めては間に合わない世界もある。バレエもその一つであろうか、それぞれ
『人生の特等席』 子どもは親の背中を見て育つという。子どもにとって大切な時期に<背中を見せられなかった>父親がスカウトマンとして他人の子どもの人生を導くとは皮肉な役どころ。 俳優業は半ば引退状態だったイーストウッドを再び引っ張り出したのはク
『キャビン』 なんじゃこりゃあぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜。 アメリカで公開されるやホラーファンの間で話題になったという映画だが、とてもとても一言では説明しがたい。何を言ってもネタバレになりそうで怖いけど、前代未聞・奇想天外・門外不出(?)
さよならシアターN渋谷。 初めてここで見たのは、全リストを見る限りたぶん『ホテル・ルワンダ』。http://www.theater-n.com/movie_list.html 独立系ゆえ映倫を通さない自主映画も上映可能というフットワークの軽さも魅力だった。そういやレイトショーの時
『ねらわれた学園』 かつて実写化もされた眉村卓の同名小説をサンライズ第8スタジオ(「境界線上のホライゾン」「アクセル・ワールド」)がアニメ映画化。原作を踏まえながら<今時の世界>に置き換えて見せている。冒頭から色彩あふれる世界に目が眩む。
『009 RE:CYBORG』 故・石ノ森章太郎が生んだ代表作の一つ『サイボーグ009』を『東のエデン』『攻殻機動隊S.A.C.』などの監督を務めた神山健治とProduction I.Gが新たに作り直し。馴染みあるキャラクターデザインも面影を残しながらも大胆にチェンジ!劇場
『希望の国』 東日本大震災後の原発問題に園子温監督は特徴ともいえるグロやエロを封印して直球で挑む意欲作。掲げられた理念は立派だと思うし、真っ向から取り上げた勇気や気概、スポンサーがつきにくい中奮闘されたことにも敬服するが、それと映画の評価は
『アルゴ』 俳優業にかげりが見えた後で監督業に挑戦してみたら実は“才能”がありました…というベン・アフレック“監督”の3作目。実際にあった1979年のイランアメリカ大使館人質事件を娯楽映画としてスリリングに再構成。馴染みのない人のために冒頭でベ
『危険なメソッド』 フロイトとユング、心理学者として名前は知っていても生きた時代や人物像にはとんと知識がないため、どんな生活や治療方法をしていたかを知る上でも興味深い題材。オマケに監督がクローネンバーグときたら見ないわけにも行くまい。(笑)
『チキンとプラム あるバイオリン弾き、最後の夢』 叶わなかった恋ほど忘れられないものはない。「あの時のキミは今どこに…」、きっと誰しも思い当たる節があるのではないか。バイオリン奏者ナセル・アリの切ない恋心をチャーミングでトリッキーな映像で語
第25回東京国際映画祭 10月26日『サイド・バイ・サイド フィルムからデジタルシネマへ』(ワールドシネマ) 100年以上の歴史を持つ映画だが、その発展過程では様々な変化があった。サイレントからトーキーに変わり、カラーになり、ワイド化やサラウンド、