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日記一覧

落語と歳時記
2017年01月31日06:16

「蕎麦の日」。。。蕎麦は寒暖の差が激しい痩せた土地に育ちます。蕎麦の花は白く密は黒いのです。 江戸では話がまとまると蕎麦を食べます。今では素人の蕎麦打ちも流行っています。日本人と蕎麦の関係はとても近いのです。落語の世界でも「時そば」の「今な

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落語と歳時記
2017年01月30日06:31

「六斉日」。。。六斉日とは仏教で8日・14日・15日・23日・29日・30日は行いを慎む日です。特に30日は四天王が人々の善悪を調べてその結果として苦楽のどちらかの世界に送られるのです。 落語のネタ。。。「後生鰻」「地獄八景亡者の戯れ」

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落語の徒然(花言葉)
2017年01月29日04:01

日本には、季の花に歌を添え贈る習慣があった様だが 以前のドラマの、「薔薇の無い花屋」の中で薔薇の花言葉を、女性が「情熱」といったのに対し,男は「忘れてしまおう」と返した、この薔薇も色によって、花言葉が異なる、「美,愛情,内気な恥ずかしさ」等

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落語と歳時記
2017年01月29日04:00

「人口調査の日」。。。江戸は百万都市です。世界一の町でした。大阪の町とともに掘割りで水運で栄えました。しかし共に水の便が悪く飲料水は水屋から買っていました。現代では上下水道も整っていますが石油より高いペットボトルの水を愛用している人も多く健

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落語と歳時記
2017年01月28日08:29

「初不動の日」。。。深川のお不動様は成田山のお不動様の出開帳で永代寺にきたものです。隣の富岡八幡が出来た時に立った寺です。 富岡八幡には横綱の日の連勝の碑があります。両国の回向院には力塚があります。 落語のネタ。。。「阿武松」「佐野山」「稲川

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落語と歳時記
2017年01月27日07:03

「仏壇の日」。。。江戸幕府はキリスト教禁制を徹底させるために始めたのが檀家制度です。人々は神社・寺に所属することになりました。 寺町には花屋・位牌屋・仏壇屋等があります。 落語のネタ。。。「位牌屋」「菊江仏壇」「仏壇盗人」「粗忽の釘」 「求婚

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落語と歳時記
2017年01月26日07:07

「文化財防火の日」。。。法隆寺の壁画が焼けた日です。奈良や京都は神社仏閣の宝庫です。奈良の中心に春日大社や鹿が遊ぶ興福寺があります。美少年の阿修羅像や猿沢の池には五重の塔が美しく映ります。 そのそばに東大寺戒壇院の四天王 三月堂(法華堂)の

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落語と歳時記
2017年01月25日06:57

「お詫びの日」。。。お詫びは江戸の町では「お互い様」です。足を踏まれたり水をかけられたり偽物をつかまされても苦情はなかった。ただし信用を失い暖簾に傷が付き店はつぶれた。 信用を失い親族に迷惑をかけた物は勘当されます。こうなると親族の付き合い

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落語と歳時記
2017年01月24日06:47

初愛宕の日」。。。港区の愛宕神社は徳川家康が関ヶ原の先勝祈願に建てたものです。この江戸時代に五街道と呼ばれた 東海道・中山道・甲州道中・日光道中・奥州道中は軍用道路です。一定間隔ごとに宿を用意してあった。 愛宕の名がつく落語のネタ。。。「愛

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京都は、太閤秀吉の醍醐の花見が有名ですが、江戸の桜は、吉宗以降に盛んに成ります。特に染井吉野は、北区の染井村で造られました。天神の菅原道真は、学問の神様ですが、梅好きです。 当時、花見は梅の花です。道真の子孫、更級日記の作者菅原孝標の娘は千

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落語と歳時記
2017年01月23日06:56

「文の日」。。。昔は意思疎通は文です。「文通」と言った言葉が「メール」に変わったのはつい最近なのですが。携帯電話の普及で「文」のやり取りもずいぶんと変わってしまいました。それこそ遠方の友人と囲碁・将棋のやり取りを「文」でやっていた時代があっ

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落語と歳時記
2017年01月22日04:13

「カレーの日」。。。肉の名称は牛はビーフ・羊はマトン・ラムです。英語で牛はカウ ブル豚はピッグ・羊はシープです。ポーク・ラム・ビーフはフランス語です。イギリスの先住民のノルマンはフランス語化されて食材はフランス語読みされました。日本でもフラ

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落語と歳時記
2017年01月21日07:16

「漬物の日」。。。漬物は糠漬け ・塩漬け・砂糖漬けがあります。漬けるものは野菜・魚・肉・保存食品で珍しいものでは河豚の卵巣 ・糠ほっけ(魚のぬか漬けを干物にする・蕪寿司(蕪の間に鮪を挟み塩漬けにする)などがあります。 野菜の漬物は京都で酒粕

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落語と歳時記
2017年01月17日05:12

おむすびの日」。。。おむすびは手で握り形を整えた物です。おにぎりとも言います。今ではタイやインドなどのアジア圏のコンビニでも人気の食べ物になっています。焼きむすびは焼いたむすびに醤油や味噌を塗り焼いたものです。秋田のきりたんぽはおにぎりの変

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朝日かげ たださす庭に 松が枝に 千代呼ぶ鶴の 春ののどけさ 一番 大吉 落語のねた「つる」 潜み居し 淵の龍らも 時を得て 雲井に昇る 影ぞめでたさ二番 大吉 落語のねた「月宮殿星の都」冬枯れて 休みし時の 深山木は 花咲く春の 待たれけるかな 三番大吉

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落語と歳時記
2017年01月16日04:18

「薮入りの日」。。。落語のネタ「薮入り」他人の御飯を食べた、伜が休みに帰る、切ない親の愛情の噺です。「禁酒の日」。。。酒は上方からの下り物が上酒です。そのほか地廻りの地酒や焼酎などがあります。酒にまつわる落語のネタ。。。「一人酒盛り」「夢の

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落語の徒然(米)
2017年01月15日04:34

関東と関西で呼び名も、形も違う米を、手で圧力を加えたもの。  なんて魅惑的な、パンには無い食事  これに手を加えると、中に梅、鰹、葱味噌、等をにぎり込む方法と、   外に一手間加える、焼おにぎりや、海苔巻になる、  所によっては、目張り寿司や、

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落語と歳時記
2017年01月15日04:28

小正月 女正月の日」。。。今日は女が何もしない日でした。農家のように休みがない女性の休みの日です。  落語のネタ。。。「初天神」・「「天神ばち」。。。上方噺です。天神様に参拝にきた欲張りな男が賽銭を拾ってポケットに入れたのでバチがあったって

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祈りの造形
2017年01月14日07:12

私は、古都を旅する時は、人がこない時期、時間帯にしている。  しかし、奈良天平の仏像は、なんて魅力的なのだろう。後世には、それを見本として数々の物が造形されているが、あの躍動感が感じられない。  塑像、乾漆蔵、今にも動きそうではないか、  日

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落語の徒然(絵本)
2017年01月14日07:02

菊田まりこの「きみのためにできること」を読んでいる。 書いてある、言葉は、少ないが、想いが相手に如何すれば伝わるかを、考えさせられる本です。  色々、してみたくまおくんが、何もして上げられる事が無くなった時、「君の前から消えてあげる」の一言の

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落語と歳時記
2017年01月14日06:58

「愛と希望と勇気の日」。。。今日は南極物語のタロー・ジローが隊員と再会した日です。映画「南極物語」に涙流したかたが多かった事と思います。人間と犬の信頼関係に感動したことでしょう 犬にまつわる落語のネタ。。。「元犬」「犬の目」「鴻池の犬」 イギ

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京都山科
2017年01月13日06:13

山科の北に天智天皇陵、毘沙門堂が有ります。此処は、最澄自ら手彫りの毘沙門天を祀る場所です。 醍醐寺の三宝院をお参りし五重の塔、金堂を抜ける、登り道を抜けると上醍醐です。此処には醍醐水が湧き、五大明王がお祀りされています。 此処の傍に小野小町縁

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虚空蔵菩薩は、丑寅の守り本尊、知恵の仏です。 嵐山や東寺の観智院、神護寺の五大虚空蔵菩薩は、異国情緒漂う仏像です。 虚空蔵菩薩は古今亭志ん朝師匠の守り本尊、鰻が御使いの為食べなかったそうです。落語ネタ「素人鰻」「鰻の幇間」「後生鰻」

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落語と歳時記
2017年01月13日06:08

虚空蔵菩薩(こくぞうぼさつ)の日」。。。丑・虎の歳の守り本尊です。東大寺大仏殿の脇持です。京都嵐山・東寺・神護寺に仏像があります。東寺の虚空蔵菩薩は五体あります。象や孔雀に乗ります。この虚空蔵菩薩は大きな功徳で悩める人々を救済する力を備えた

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不動明王
2017年01月12日07:07

京都青蓮院の青不動 京都曼珠院の黄不動 高野山不動院の赤不動、 三大不動明王の曼陀羅です。 真言宗、天台宗の本尊ですが、岩の台座に炎を背負う憤怒の仏です。 天台系の不動明王はカルラ(ガルーダ(鳥の王))炎を背負い頂点に蓮を頂き、地獄へ落ちる亡者を頂

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落語と歳時記
2017年01月12日07:05

「俎(まないた)の日」。。。真名板・俎板・まな板・真菜板・真魚板など漢字での書き方は色々あります。昔は生臭い物を調理する時に使うのを「真魚板」と呼び、野菜を切るときは「そ菜板」と言って使い分けていましたが今は「まな板」と言います。 まな板の

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落語と歳時記
2017年01月11日06:35

「鏡開き・蔵開き」です。。。丸餅は魂を表します。鏡は神聖なものとしてかんがえられています。三種の神器の「やたの鏡」のように姿を写す物を神聖視していました。 やたの鏡は金属鏡か石鏡かは定かではありませんが本来は祭祀に用いる鏡でしたが後に三種の

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落語の徒然(伝通院)
2017年01月10日04:50

冬の雨は寂しげで ミゾレ混じりに降る雪も椿に寄り添いかけている 重たい雲から落ちる冷たい雨が心に哀しみ背負わして 悲しい涙誘います とても一人じゃ居られない 仄かな灯りと優しい声で ほっとしたのもつかぬ間に 熱燗、喉を潤した  時間に余裕があったの

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落語と歳時記
2017年01月09日04:03

「植物油の日」。。。油が一般家庭に調理に使われたのは、明治以降です。明治の洋食ブームからでカツレツ・オムレツ・調味料のケチャップ・マヨネーズなども、明治以降に輸入されました。植物油の椿油は髪付け油で髪結いに使われます。後は灯火。 落語のネタ

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落語と歳時記
2017年01月08日04:34

「初薬師の日」。。。薬師如来は人の病を治し手に薬壷を持っています。また薬師如来は瑠璃光浄土の仏です。脇に日光月光菩薩を 周りに十二神将を従えています。 奈良の新薬師寺の十二神将は素晴らしく切手になっています。 落語のネタ。。。「万金丹」「万病

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