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日記一覧

落語の徒然
2015年10月31日10:16

秋も深まってきました。明日から11月です。「霜月の風物詩」です。霜月の風物詩は歌舞伎の顔見せ・酉の市・鞴(ふいご)祭り・火祭り。歌舞伎の人物名を借りた落語のネタ・・・「おさん茂兵衛(おさん茂兵衛)」「お祭り佐七(雪とん)」「双蝶々(双蝶々曲

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落語の徒然
2015年10月30日05:05

まゆみ」・・・「貴方の魅力を心に刻む」「艶めき」忘れられない想いは恋煩いになります。恋の薬として「惚れ薬」等も売られ「黒焼き屋」と呼ばれオットセイ・イモリの黒焼きが売られました。落語のネタ・・・「肝潰し」「いもりの黒焼き」「親子茶屋」

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落語と徒然
2015年10月29日05:14

「西洋林檎」・・・「導かれるままに」「誘惑」「後悔」「もっとも美しい女性へ」リンゴは聖書で知恵(良識)。ギリシャ神話では美の象徴(争いのもと)と言われます。アップルパイのリンゴは蜜のない紅玉を使用します。落語のネタ・・・「紺屋高尾」「幾代餅

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落語の徒然
2015年10月28日05:10

「野バラ」・・・「詩」「孤独」「素朴な愛」「無意識の美」誰かを好きに成るのに理由はありません。その人の価値観や美意識がその人の美しさや魅力を引き出します。一目ぼれ、は理由でありません。関連の落語のネタ。。。「崇徳院」「擬宝珠」「紺屋高尾」「

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落語の徒然
2015年10月27日05:52

「ななかまど」。。。「私といれば安心」「懸命」「ななかまど」の花は北海道・旭川の花です。冬のダイヤモンドダストの輝きの中、まっ赤な紅葉に実をつけます。真っ白い花を咲かせます。街路樹として植えられますが「欅切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」と言う言葉が

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落語の徒然
2015年10月26日05:48

「ピラカンサ」。。。「美しさは貴方の魅力」「燃える想い」「快活」「慈愛」人の想いは様々です。親子・友人・男女の中にも。相手に対しての優しい思いやりは深い愛です。落語のネタ。。。「福禄寿」「骨違い」「厩火事」「幾代餅」「天災」「子別れ」「転宅

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落語の花言葉
2015年10月25日05:31

そろそろ木枯らしの便りも聞かれ紅葉も本番、虚の花言葉は「漆(うるし)の花・・・「頭脳明晰」「控えめな」秋に赤く紅葉する漆は幹を傷つけた樹液から漆器の材料となります。漆器工房は埃を嫌います。その光沢は観る者にやすらぎを与えます。お正月に漆のお重

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落語の徒然
2015年10月24日06:48

「金の大黒」・・・家主から呼びだしがかかり長屋の連中は心配顔ですが金の大黒を拾ったお祝いをするという。。。祝いの席での結末は・・・七福神の中の恵比寿・大黒は商売の神様です。特に関西は恵比寿・江戸は大酉神社におまいりに行きます。日本最古の都の

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落語の徒然(旅)
2015年10月23日04:30

「東の旅」は大坂を発ち、奈良を見物して伊勢に入ります。「発端」「奈良名所」「野辺」「法会」「もぎとり」「軽業」「軽業講釈」「煮売屋」「七度狐」「うをつく酒」「常太夫義太夫」「鯉津栄之助」「三人旅浮之尼買」伊勢神宮参拝「間の山お杉お玉」「宮巡

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落語の徒然
2015年10月22日05:35

「鰍沢」・・・身延山にお参りの帰り、山中で道に迷い山小屋で昔馴染みの花魁と会った男の結末は・・・三遊亭円朝作の三題ばなしで題は「小室山の御封・卵酒・熊の膏薬」です。この噺の中で「南無妙法蓮華経」とお題目を唱えます。日蓮は千葉県鴨川で産まれま

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落語の徒然
2015年10月21日05:56

「腕喰い(脛かじり)」・・・鬼子母神に願かけして産まれた娘に婿養子に入った若旦那に待っていたことは。。。落語の怪談の一つです。「市川堀り」「ろくろっ首」「のっぺらぼう」「皿屋敷」「真景累ヶ淵」「牡丹燈籠」「乳房榎」「あざみの花」。。。「満足

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落語の徒然
2015年10月20日06:01

「笠碁」・・・幼馴染の隠居が碁で喧嘩別れをしたものの相手あ気になります。。。江戸の町内は縁台で将棋・囲碁を打っています。また風呂屋・髪結い床にも囲碁・将棋があります。それとは別に碁会所等もあって商人の付き合いにも欠かせません。今では街かどの

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落語の徒然
2015年10月19日05:54

「掛け取り」・・・節気の支払いも師走が最後の取り立てにきます。相手の好きな物で言い訳をしたりとその顛末は・・・この噺を聞くと師走を感じます。取り立ての人を相手にここまで面白可笑しく演じる事が楽しいのです。夏の節季は大山詣でで逃れた支払い、そ

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落語の徒然
2015年10月18日06:39

「綿」。。。「繊細」「有用な」です。綿は三河で良質で大量に栽培され松坂や近江商人の手で江戸に呉服商人として出てきました。御徒町の松坂屋・日本橋の三越「三井」がその名残です。現在の日本橋室町・三井本館の日本銀行金座があり、神田駅のそばに神田紺

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落語の徒然
2015年10月17日05:02

「顔の医者(金玉医者)」・・・気鬱の病に取りつかれたお嬢さんが医者から処方された薬の効き目が以外な事に展開します。。。江戸時代は様々な医者があり元は僧侶が中国から伝えた。薬師や漢方・西洋の外科・柔術の先生と様ざまです。また医者の門下生として

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秋風
2015年10月16日21:12

台風一過の後,風が級に冷たくなる 木々も色ずき 落ち葉舞散る帰り路 虫の音も絶え 月が静かに微笑みかける 風が冷たく 火照った頬を なぜていく 秋になって 人恋しい季節 夏の暑さは治まったのに 此の胸の想いは熱く燃え上がる ハラハラと舞踊る木の葉 葉の

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落語の徒然
2015年10月16日04:21

「火焔太鼓」・・・古今亭のお得意ネタのイメージがあります噺です。桂坊枝師匠の「火焔太鼓」も印象に残っています。私が初めてこのネタを聞いた噺家さんは古今亭菊生師匠でした。オチの「おじゃんになるから!」という台詞の意味が理解できたのはその後しば

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落語の徒然
2015年10月15日05:37

「返し馬」・・・棟梁と川崎大師に同行することになった大工がおかみさんからまじないを。その結末は。。。近くは浅草寺・深川富岡八幡・芝大神宮等、少し離れて大山・富士山・江の島・川崎大師・成田山新勝寺とその近くには必ず悪所があります。男だけではな

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落語の徒然
2015年10月14日05:11

「開帳の雪隠(かいちょうのせっちん)」。。。出開帳の門前の茶店では、便所を借りる客にお金をとることにしました。その商いを見た向かいの店と客取り競争になります。そのけつ末は・・・。日本のトイレ事情は世界でもトップクラスのようです。なんといって

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落語の徒然
2015年10月13日05:33

「お文さま(おふみさま)」・・・若旦那の計画でこどもとお妾さんが本宅に入り込みます。それを知った本妻はいかなる事に。。。日本は仏教国です。各家に伝わる宗派があります。関連ネタ、。。。「小言念仏」「宗論」「蒟蒻問答」「除夜の雪」「菊江仏壇」「

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落語の徒然
2015年10月12日04:56

「お若伊之助」・・・なさぬ中の2人ですが、その間に子が出来ます。円朝作と言われている人情噺ですがこの子がなんと。。。舞台の根岸は隠居所の豆腐料理の「笹野雪」普茶料理の「梵」や金太郎飴等があります。すぐ裏は荒川区の三河島・千住にも近く下町情緒

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落語と徒然
2015年10月11日06:55

「親子酒」。。。禁酒を約束した親子の噺です。上方では息子が主役ですが江戸では親父が主役です。「酒飲みは奴豆腐に然もにたり、最初四角で後はぐずぐず」「酒のない国に行きたい二日酔い、三日目に帰りたくなり」等のまくらがあります。

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落語の徒然
2015年10月10日05:49

「おせつ徳三郎」・・・噺の上下で花見小僧と刀屋になります。お嬢さんのおせつと手代の徳三郎の悲恋噺です。身分の違いでつりあわないのは、不縁の元と言います。やっかみや気苦労がつきものです。結婚には仲人を立て仮親をたて式に臨みました。

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落語の徒然(花言葉)
2015年10月10日05:47

メロンの花詞は「飽食」高級なものを少し食べるのと安いものを多く食べるのとどちらが贅沢でしょうか?江戸時代は飽食の時代です。関西は龍野市の醤油・赤穂の塩。関東では野田市・銚子市の醤油・流山市の味醂・浦安市行徳の藻塩・味噌は信州味噌・仙台味噌・

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落語の徒然
2015年10月09日04:34

「鬼の面」。。。遠く離れた母親の顔をお多福の面を眺め慰めていた子守女、主人のいたずらでお多福が鬼の面に変わった為に親に何かがあったのかと心配になり親のもとへ。。。。奉公にでたこどもの心情が出ています。今、親元を離れて東京で暮らすこども達はメ

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落語と徒然
2015年10月08日05:31

「帯久」・・・好好爺の主人と評判の良くない帯屋の主人との借金にまつわる人情お裁きの噺です。商人の口約束は、口約束でも必ず守ります。暖簾を守り老舗を守るのは信用です。商売は掛け取り、節季にまとめて支払います。帯と言えば噺家の商売道具です。噺家

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落語と徒然
2015年10月07日05:06

「お見立て」。。。。お大尽をふる花魁と中に入った牛太郎の茶番劇です。お見立ては、客が遊女を選ぶことです。選ばずに見物することを「冷やかし」初めてを「初回」二度目を「裏を返す」三度目からは「馴染み」と呼びました。ここからが遊女との本当の付き合

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落語と徒然
2015年10月06日05:48

「唖しの釣り」。。。殺生禁断の不忍池で与太郎と魚釣りをしている男の茶番劇です。上野寛永寺横の不忍池は滋賀の琵琶湖を映した池で弁天を祀る池です。坂を上ると湯島の天神、湯島天神があります。神田明神の門前には甘酒と納豆を売る店があります。

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落語の徒然
2015年10月05日05:28

「おすわどん」。。。亡くなった女将の跡になったおすわどん。先代の女将の呼ぶ声がします。オチでは以外な展開です。怖いと思うと何ゆえか聞き間違えたりするものです。大店の女将は親戚の眼鏡に叶った女性でないとなれません。また奥を束ねる女将がしっかり

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落語の徒然(情愛)
2015年10月04日05:39

情と恩は、似たようで異なります。「恩は売る物 情はかける物」「情は人の為成らず巡り巡りて己が身の為」等の諺が有ります。 情をかける 「文七元結」「ちきり伊勢屋」「佃祭」「福禄寿」「死神」「唐茄子屋政談」「幾代餅」「紺屋高尾」「百年目」「江戸の

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