「宮澤喜一と竹下登−戦後保守の栄光と挫折−」(御厨貴)がなまら面白いので、折に触れて読んでいる。政治史学者の御厨氏は、政治家などからのインタビューを中心に研究をするオーラルヒストリーの第一人者。で、今回は宮澤氏と竹下氏のいわば対比列伝のよう
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日が落ちて、少し涼しくなった夏の夜、散策するなら、神楽坂辺りがよい。生活圏ではないから、気が向いたときにぶらり出歩けば、表通りは、だいぶ明るくのっぺりとしてしまった感が無きにしも。いつの間にか、中華屋の五十番は移転していて、饅頭の販売スペー
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